【大阪府の公立高校】「全日制普通科の志望倍率」ランキングTOP30! 第1位は「春日丘高校」【2024年度入試】

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 150校近い公立高校を有する大阪府。そのなかでも、とくに志望倍率が高かったのはどの高校だったのでしょうか。

 本記事では、大阪府が発表した2024年2月の「進路希望調査」のデータをもとに、「全日制普通科の志望倍率ランキング」を紹介します。この調査は、公立中学校の卒業見込み予定者のうち、一般選抜に出願予定の生徒に対し志望先の高校を調査したもので、実際の志願倍率とは異なります。また、志望者数は「第1志望者数」の数値を使用しており、帰国生選抜や日本語指導が必要な生徒選抜の希望者、また専門学科の募集人員・志望者数を除いています。

 全日制普通科を設置する公立高校のうち、どの学校の人気が高かったのか、さっそく結果を見ていきましょう!

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(出典元:大阪府「令和6年度 入学者選抜 進路希望調査(2月)」

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【大阪府の公立高校】「全日制普通科の志望倍率」ランキング

画像:PIXTA
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第2位:東高校(1.79倍)

 第2位は「東高校」でした。全日制普通科の募集人員200人に対し、志望者数は358人、志望倍率は1.79倍です。他の学科を合わせた全体の倍率は1.6倍となっています。

 大阪市都島区に位置する大阪府立東高等学校は、1923年に創立された「大阪市立東区女学校」を前身とする高等学校。「高志・卓行」を校訓に、幅広い知識と豊かな人間性を身につけ、新たな価値観を見いだし、よりよい社会の創造に積極果敢に挑戦できる人物を育成を目標としています。

 2年目から理系・文系に分かれる普通科をはじめ、少人数制の英語授業が特徴の英語科、理科の実験・実習や数学の演習を豊富に行う理数科の3つの学科を設置。生徒の80%以上が加入している部活動でも、全国大会や近畿大会に出場する部もあるなど活発に活動を行っているようです。2023年度入試では、関西大学・近畿大学・龍谷大学をなど中心に、多くの生徒が現役で大学に合格しています。

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第1位:春日丘高校(1.87倍)

 第1位は「春日丘高校」。全日制普通科の募集人員320人に対し、志望者数は597人、志望倍率は1.87倍でした。

 茨木市に位置する大阪府立春日丘高等学校は、1911年に創立された「学校組合立三島女子技芸学校」を前身とする高等学校。「人間を尊重し、個性を育てる」「自由と平和をめざし、自らの責任を果たす人間を育てる」「大らかな学風のもとで、自主・自律の精神に富んだ人間を育てる」「地域社会と国際社会の双方に開かれた学校をつくり、地球的視野から主体的に行動できる人間を育てる」を教育目標としています。

 「自主」「自律」「自由」をモットーに、授業を大切に基礎学力の定着させることはもちろん、1・2年生の部活動加入率は90%以上と部活動も活発です。ユネスコ・スクールに認定されているほか、東北復興支援生徒派遣プロジェクトなどの課外活動にも力を入れているようです。2023年度入試では、大阪公立大学・大阪教育大学・神戸大学をなど中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

 なお、すべての高校の中で最も倍率が高かったのは、文理学科を設置する茨木高校で、志望倍率は1.96倍でした。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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