何度でも見たくなる「音楽映画」おすすめ4選！　あの名作ミュージカル映画から、数々の映画賞を獲得した話題の作品まで【2022年8月】

ねとらぼ調査隊

画像：PIXTA

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　音楽を題材・ベースにした映画や、ミュージカル映画。さまざまな楽曲で彩られる「音楽映画」は、熱狂的なファンも少なくない人気ジャンルの一つです。今回はそんな“音楽”が印象的な映画の中から、ストーリーだけでなく劇中で扱われる楽曲が素晴らしい名作や数々の映画賞を受賞した作品など、何度でも見たくなる映画をピックアップして紹介します。見たらきっとその音楽が頭から離れなくなるはず！

※若干のネタバレが含まれます。

天使にラブ・ソングを・・・

　「天使にラブ・ソングを・・・」は、1992年に公開されたアメリカの音楽映画。アメリカで大ヒットロングランとなった人気作品です。殺人事件の現場を目撃した自由奔放なナイトクラブ歌手が、かくまわれた厳粛な修道院で巻き起こす騒動を描いたハートフルコメディ作品。劇中で歌われる「Hail Holy Queen」や「I Will Follow Him」は思わず一緒にリズムに乗りたくなってしまいますよ。公開から30年経っていますが、色褪せることのない名作です。

【あらすじ】ウーピー・ゴールドバーグが演じるのは破天荒なクラブ歌手。ギャングから逃れるため身を隠したのは…なんと修道院だった。だが彼女の力で生まれ変わった聖歌隊が大絶賛を受けると彼女の存在が世間に知れ渡り、居場所がギャングにバレてしまう。（プライム・ビデオより）

天使にラブ・ソングを・・・ (字幕版)

Whoopi Goldberg, Maggie Smith, Harvey Keitel, Bill Nunn, Mary Wickes, Kathy Najimy, Wendy Makkena, Joseph Maher, Ellen Albertini Dow, Carmen Zapata, Pat Crawford Brown, Prudence Wright Holmes, Georgia Creighton, Susan Johnson, Ruth Kobart, Susan Browning, Darlene Koldenhoven, Sheri Izzard, Edith Diaz, Beth Fowler, Richard Portnow, Robert Miranda, Rose Parenti, Jim Beaver, Jenifer Lewis, Charlotte Crossley, A.J. Johnson, Desreta Jackson, Zatella Beatty, Skye Bassett, Lois de Banzie, Isis Carmen Jones, Max Grodénchik, Joseph G. Medalis, Michael Durrell, Robert Jimenez, Toni Kalem, Kevin Bourland, David Boyce, Timothy J. Pedegana, Terry Wills, David M. Parker, Nicky Katt, Mike Jolly, Jeremy Roberts, Eugene Greytak, Al Finney

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レ・ミゼラブル（2012）

　「レ・ミゼラブル（2012）」は、2012年に公開されたイギリス・アメリカ合作のミュージカル映画。同名小説を原作として1980年代にロンドンで上演された同名のヒットミュージカルを映画化した作品です。19世紀のフランスを舞台に当時の社会情勢などを描きながら、貧しさからたった1本のパンを盗んでしまい19年間を厳しい牢獄で過ごしたヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンの人生を描いています。劇中でアン・ハサウェイ演じるファンティーヌが絶望の中で歌う「I Dreamed a Dream」には思わず心を揺さぶられます。

【あらすじ】19世紀のフランスを舞台にした本作は、果たせぬ夢、報われぬ恋、情熱、犠牲、そして贖罪という、心奪われる物語を描き出す。これは、時代を超えて生き続ける人間の魂の証しなのだ。ジャックマン演じる元囚人ジャン・バルジャンは、仮出獄後に逃亡し、それ以来何十年もの間、無慈悲な警部ジャベール（クロウ）の執拗な追跡を受けていた。そんな折、バルジャンは工場労働者ファンテーヌ（ハサウェイ）の幼い娘コゼットの面倒を見ることを約束する。だが、その約束が彼らの人生を永遠に変えてしまうのだった。（プライム・ビデオより）

レ・ミゼラブル (2012) (字幕版)

Hugh Jackman, Russell Crowe, Anne Hathaway

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ボヘミアン・ラプソディ

　「ボヘミアン・ラプソディ」は、世界が熱狂した伝説のバンド「Queen（クイーン）」の音楽伝記映画。イギリス・アメリカで制作され、2018年に公開されました。1970年のQueen結成から1985年に行われた20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴエイド」出演まで、そして45歳という若さで亡くなったボーカルであるフレディ・マーキュリーの人生に焦点が当てられ描かれています。世界興行収入は約9億ドル（約1008億円）にまで上っており（2019年5月12日時点）、アカデミー賞では5部門にノミネートされ4冠を獲得。Queenの数々の名曲とともにストーリーが進んでいくので、Queenファンはもちろん、そうじゃない人も迫力ある音楽にきっと引き込まれます。

【あらすじ】クイーンの光と影を数々の名曲とともに描く感動のミュージック・エンターテイメント。1970年、ロンドン。ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。（プライム・ビデオより）

ボヘミアン・ラプソディ

Rami Malek, Lucy Boynton, Gwilym Lee, Ben Hardy, Joe Mazzello, Aidan Gillen, Tom Hollander, Mike Myers

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コーダ　あいのうた

　「コーダ　あいのうた」は、2021年公開のアメリカ合衆国・フランス・カナダのヒューマンドラマ作品。「Coda（コーダ）」とは「Children of Deaf Adults」の頭文字を取った言葉で、耳が聞こえない・聞こえにくい親のもとで育つ子どものこと。同作品はそんなコーダの少女・ルビーが主人公です。4人家族の中で唯一耳が聞こえ、家業では通訳などをして家族を支えてきたルビー。合唱クラブの顧問に歌の才能を見出され名門音楽大学への進学を目指しますが、家族は猛反対。そんな彼女の夢と葛藤、青春を描いた映画になっています。コメディ要素が多いところもこの作品の魅力。映画を彩るルビーの美しく力強い歌声が印象的な作品です。アカデミー賞では3部門でノミネートされ、全てで受賞を果たしました。

【あらすじ】豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。（プライム・ビデオより）