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日本映画界の大スター、高倉健さん。1955年の東映ニューフェイス入り以降、1956年から約60年のキャリアで出演作品200本以上という、まさに高度経済成長期の日本を代表する映画俳優です。残念ながら2014年に悪性リンパ腫のため83歳で亡くなられましたが、その膨大な作品群は日本だけでなく、アジアや欧米など、世界中の映画ファンやクリエイターに大きな影響を与え続けています。
そこで、今回ねとらぼ調査隊では「『高倉健』主演作であなたが好きな映画は？」と題した人気投票を実施します！ まずは高倉健さんの映画人生のターニングポイントにもなった3本の傑作映画を紹介します。
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新幹線大爆破
1975年公開の大作映画です。「新幹線が走行速度80kmを下回ると爆発する」という状況下で、犯人と国鉄（当時）、警察が攻防を繰り広げます。現在でも「和製パニックの最高峰」として多くの映画ファンに支持され、国内だけでなく海外の映画界にも大きな影響を与えている名作です。
高倉健さんにとってもキャリアの転換期となった作品でした。この作品ののち、長年所属した東映を退社し、任侠映画のスターから国民的映画スターへとステップアップしていくことになります。
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幸福の黄色いハンカチ
1977年公開の山田洋次監督による傑作ロードムービーです。シンプルながらも人々の共感を呼ぶ感動的なストーリーで、多くのファンに愛される名作ですね。桃井かおりさんと武田鉄矢さんが演じる若いカップル、警察・渡辺係長役の渥美清さんなど、登場する各キャラクターも魅力的です。
公開当時から評価の高い作品でしたが、のちにテレビドラマ化や海外でのリメイクが相次ぐなど、公開から40年以上経った今も大きな影響力を持ちます。名実ともに国民的映画スターとなった高倉健さんは、このあと80～90年代にかけて数多くの名作を送り出すことになりました。
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鉄道員（ぽっぽや）
比較的若い世代にとって、高倉健さんの映画といえば本作を思い浮かべる方も多いでしょう。1999年公開、浅田次郎さんの小説を原作にした「鉄道員（ぽっぽや）」は、2000年の日本アカデミー賞を総なめにする大ヒット映画となりました。
「夜叉」や「駅（STATION）」、「冬の華」「あ、うん」など、健さんと共に名作を生み出してきた降旗康男監督、木村大作撮影監督の起用、さらに退所後あまり出演機会がなかった東映映画での久々の主演ということでも話題でした。まさに高倉健さんの俳優人生の集大成とも言える傑作です。
高倉健, 大竹しのぶ, 広末涼子, 吉岡秀隆, 安藤政信
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あなたが一番好きな「高倉健の主演映画」は？
東映時代の作品を含め、候補作品は73作になります。作品への思い入れなどがあれば、こちらもコメント欄で教えてください。皆さんからの熱いご投票、お待ちしております！
参考
- 「高倉健」Wikipedia
- 「新幹線大爆破」（Wikipedia）
- 「幸福の黄色いハンカチ」（Wikipedia）
- 「鉄道員（ぽっぽや）」（Wikipedia）
- 第23回 日本アカデミー賞（2000年）（映画.com）
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