「繁栄度」が高い国ランキングTOP30! 1位は「デンマーク」 日本は何位?【2020年版】

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 日本は世界の中でも恵まれた環境と言われることが多い国ですが、近年はその見方を疑問視する声も強まってきました。東南アジアやアフリカで経済的に急成長を遂げている国や、北欧諸国のように高福祉を打ち出す国などもあり、世界情勢は日々変遷しています。

 そこで今回は、英シンクタンクのレガタム研究所が2020年に発表した「世界繁栄指数」のランキング結果を見てみましょう。世界繁栄指数とは、政治、経済、健康、教育、安全、個人の自由など12項目の評価を指数化し、総合したものです。今回のランキングは167カ国・地域が対象となっており、気になる日本の順位は第19位という結果でした。

(出典:Legatum Institute「THE LEGATUM PROSPERITY INDEX 2020」

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第3位:スイス

画像は「写真AC」より

 第3位は中央ヨーロッパの国「スイス」でした。特に「経済的質」と「安全と治安」が高く評価され、両部門では1位を獲得しています。

 スイスは世界経済フォーラム(WEF)の「国際競争力ランキング」でも上位入りしており、2009年~2017年まで9年連続で1位を獲得。2019年の調査でも5位にランクインしています。また、スイスの国際経営開発研究所(IMD)による「世界競争力ランキング2021」では1位に選ばれました。

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第2位:ノルウェー

画像は「Pixabay」より

 第2位は北欧の国「ノルウェー」でした。「個人の自由」で第1位に輝いたほか、「ソーシャル・キャピタル」「投資環境」「政治」「安全と治安」では2位につけています。

 ノルウェーは政労使及び市民社会が緊密に協力しあう「北欧モデル」の社会で、その特徴は「高い消費税」と「充実した福祉」にあります。教育費は無料、医療費も日本円で約3万円を超える分については無料となります。人が幸福に暮らすための、国を挙げた動きが高く評価されているようです。

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第1位:デンマーク

画像は「Pixabay」より

 第1位は北欧の国「デンマーク」。特に「ソーシャル・キャピタル」と「生活状況」で1位を獲得したことが高く評価されました。

 デンマークも北欧モデルの「高福祉高負担」国家。GDPの約半分が税収となる代わり、充実した高齢者福祉と児童福祉を享受できます。国連の関連機関による世界幸福度報告の上位常連としても知られ、2019年のランキングでは2位、2016年には1位を獲得しています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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