「葬儀代が高い街」ランキングTOP30 1位は「北海道札幌市」の149万円【2021年7月時点】

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 総務省統計局は、消費者物価指数などに関する基礎資料を得るために、毎月全国規模で「小売物価統計調査」を実施し、国民の消費生活上重要な商品の小売価格やサービスの料金を調査しています。

 今回はこちらの調査結果から「葬儀代が高い街」をランキング形式で見ていきたいと思います。調査対象エリアは都道府県庁所在市で、仏教式で親族20人・参列者25人が参加など、所定の条件を満たした葬儀を想定しています。今回は2021年7月時点のデータを参照します。なお総務省によれば、調査はエリア内の代表的な業者を選定のうえで金額を調査し、その平均額を取っています。

(出典:総務省統計局「小売物価統計調査」

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第3位:三重県津市

画像は「津市」公式サイトより引用

 第3位は「三重県津市」でした。2021年7月時点の葬儀代は147万6871円。1年前の2020年7月時点も同額となっています。津市が管理・運営する斎場「いつくしみの杜」は、新市施行に伴い、プライバシーの保護や遺族・会葬者の心情に配慮した質の高い施設となるように整備を実施。現在は“遺された人々が故人への想いを育み、過去から未来へと命の絆を確認できる斎場”として運営されています。

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第2位:埼玉県さいたま市

 第2位は「埼玉県さいたま市」でした。2021年7月時点の葬儀代は148万3350円です。さいたま市が管理・運営する「浦和斎場」は、雄大な荒川の流れに接している火葬場で、通夜や告別式を行える葬祭場を備えているほか、祭壇も利用できます。同じくさいたま市が管理・運営する「大宮聖苑」は、周囲の自然環境と調和した落ち着いた雰囲気の中で故人を偲ぶことができる火葬場で、さいたま市民が飼っている小動物の火葬も執り行っています。

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第1位:北海道札幌市

 第1位は「北海道札幌市」でした。2021年7月時点での葬儀代は149万9281円。1年前は121万4158円でした。市内には「里塚斎場」と「山口斎場」という、市が運営する斎場が2つあります。里塚斎場は1984年に完成し、2007年の改修工事で高齢の人などでも使いやすい施設にリニューアルされました。山口斎場はユニバーサルデザインを積極的に採用しており、自然エネルギーの有効活用にも取り組んでいます。

 なお、最安値は広島県広島市の61万2700円でした。ランキングTOP30は、次のページからご覧ください。

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