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「機動戦士Zガンダム」のクワトロ・バジーナ大尉といえば、ガンダムシリーズ屈指の人気を誇るシャア・アズナブルその人です。偽名を用い、サングラスで顔を隠して、反地球連邦政府組織であるエゥーゴに参加します。そこで出会った若いニュータイプであるカミーユ・ビダンや、ブライト・ノア、アムロ・レイなど一年戦争で戦った面々とのかかわりは、後のシャアの生き方にも大きな影響を与えました。
そこで今回は、Zガンダムにおける「クワトロ・バジーナ（シャア・アズナブル）の名言は？」というテーマでアンケートを実施します。クワトロ・バジーナとしての名言で最も印象に残っているセリフにご投票ください。それではまず、4つのセリフをピックアップして紹介します。
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これが若さか…
こちらは第13話「シャトル発進」にて登場したセリフです。かつてのホワイトベースクルーであるハヤト・コバヤシは、共に戦ったカイ・シデンからの手紙に「リーダーの度量があるのにリーダーになろうとしないシャアは卑怯だ」と書かれていたことをあげ、クワトロを問い詰めます。そこへカミーユも加わりますが、当のクワトロことシャアは「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない」と返します。
そんな煮え切らない態度に、カミーユは「修正」と称してクワトロを殴り飛ばすのですが、その際にクワトロが涙をこぼしながら漏らしたのがこの名言でした。初代ガンダムでは「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」というシャアのセリフが有名ですが、それとはあまりに対照的な一言といえるでしょう。
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自分に道化を演じろということか
第37話「ダカールの日」にて、かつてのライバルであるアムロとの会話で登場したセリフです。ティターンズに暗殺されたブレックス・フォーラに代わり、エゥーゴの新たな代表として白羽の矢が立ったクワトロ・バジーナ。アムロから「大衆は常に英雄を求めているのさ」と言われ、クワトロはこう返します。
人の上に立つ人間として、組織を率いる者として歩むことに、未だ決心のつかないクワトロの、自分自身に対する皮肉が込められているようですね。ちなみに、後の「逆襲のシャア」では、実際に組織のトップとなったシャアが、ネオ・ジオン軍の将兵に対して士気を高めるための演説を行った際に「これでは道化だよ」と自嘲気味につぶやいていました。
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私はかつてシャア・アズナブルと呼ばれたこともある男だ
こちらも同じく第37話「ダカールの日」にて登場したセリフです。スペースノイドへの弾圧を行うティターンズの悪行を暴くため、ダカールの連邦議会を占拠したクワトロたち。全世界にテレビ中継されている中、ティターンズを糾弾する演説の冒頭部で切り出したのが、この名言です。
自らをジオン・ダイクンの子と明かし、ジオン公国を簒奪したザビ家と地球連邦軍を私物化して蛮行に走るティターンズを同じであると断ずることで、地球の世論を味方につけることに成功します。前述のハヤトやアムロたちとのやり取りを経たシャアが、それまでの迷いを吹っ切り、人々を導く指導者としての覚悟を決めた瞬間であったといえるかもしれません。しかし、後に「逆襲のシャア」につながることを考えると、なんとも皮肉な結果であると言わざるを得ないでしょう。
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まだだ、まだ終わらんよ！
第50話「宇宙(そら)を駆ける」で登場したセリフです。グリプス戦役における決戦において、クワトロはティターンズを掌握したパプテマス・シロッコとアクシズを率いるハマーン・カーンの強敵2人を同時に相手取ることになり苦戦します。
そんな中、シロッコが「貴様のようなニュータイプのなり損ないは、粛清される運命なのだ！」と言い放ち、絶体絶命の状態に。そこでクワトロが発したのがこのセリフでした。クワトロ・バジーナを代表する名言の1つであり、一年戦争の英雄であるシャア・アズナブルとしての気概を見せた一言でもあります。
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まとめ
ここまでクワトロ・バジーナのセリフから4つを紹介しました。なお選択肢には、クワトロの27個のセリフを用意しています。もし選択肢にないセリフを挙げたいという人は、「その他」を選択のうえコメント欄に好きなセリフをお書きください。
また、各名言の好きなポイントや印象に残っているシーンなどもぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています！
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