「仕事のトラブル相談が少ない都道府県」ランキング 1位は「徳島県」【2020年度】

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 今回は、厚生労働省が公開している資料をもとにまとめた「仕事のトラブル相談(労働相談)が少ない都道府県」をランキング形式で紹介します。都道府県労働局と労働基準監督署に設置された全国379カ所の総合労働相談コーナーに集まった相談が対象で、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントの相談、いじめや嫌がらせの相談などが含まれます。

 労働環境への関心が高まっている昨今、労働相談が少なかったのはどの都道府県でしょうか。ただ、企業や人口が多い大都市ほど相談件数が多くなる可能性が高く、また労働相談が少ない都道府県に労働環境の優れた企業が多いとも限りません。あくまで参考データとしてご覧ください。それでは、さっそく見ていきましょう。

(出典:厚生労働省「令和2年度個別労働紛争解決制度の施行状況」

画像は写真ACより引用
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第3位:鳥取県

画像は写真ACより引用

 第3位は「鳥取県」です。総合労働相談件数は7220件。全国平均は2万7463件なので、およそ3分の1でした。県では、労働相談専用の窓口「労使ネットとっとり」で各種相談を受けているほか、県職員や教職員によるハラスメントを防止するために専用の相談窓口も用意するなど、きめ細かな対応に取り組んでいます。

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第2位:高知県

画像は写真ACより引用

 第2位は「高知県」。総合労働相談件数は5461件です。高知県では、ハラスメントの相談窓口やガイドブックを用意して対策に努めているほか、県のWebサイトで労働相談事例集を公開したり、パワーハラスメントについて記録を取っておくための専用フォーマットデータを提供したり、独自の施策にも取り組んでいます。また外国人労働者向けに役立つサイトをまとめたページなども公開しています。

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第1位:徳島県

画像は写真ACより引用

 そして第1位は「徳島県」でした。総合労働相談件数は4741件です。徳島県では、労働相談に関する各種窓口の連絡先やよくある質問をまとめた専用のWebサイト「徳島県労働相談ネット」を用意したり、徳島県労働者福祉協議会が外国人労働者の相談を受けたり、幅広いサポートを実施。またWebサイト「徳島はたらく女性応援ネット」では、働く女性へ向けてパワーハラスメント防止や労働相談に関する情報を提供しています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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