【古畑任三郎】スペシャルドラマ神回ランキングTOP9! 1位は「古畑任三郎 vs SMAP」に決定【2021年最新調査結果】

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 ねとらぼ調査隊では、2021年6月12日から2021年6月25日までの間、「『古畑任三郎』スペシャルドラマで神回だと思うのは?」というアンケートを実施しました。

「古畑任三郎」シリーズは、2021年4月3日に亡くなった田村正和さんの代表作のひとつ。今も多くのファンがいる名作ドラマで、フジテレビの関東ローカル枠「メディアミックスα」では、7月から8月にかけて「傑作選」と称していくつかの作品を再放送しています。

 今回のアンケートでは、計3159票の投票をいただきました。「古畑任三郎」の数あるスペシャルドラマの中で、人気を集めたのはどの回だったのでしょうか。さっそく結果を見てきましょう。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第9位:古畑中学生

 第9位は「古畑中学生」。タイトルの通り、古畑任三郎が中学生の頃に遭遇した事件を描いた物語です。古畑がとある田舎に転校すると、ひょんなことから村はずれに探偵事務所を開くことに。古畑の元に持ち込まれる数々の依頼をこなしながら、村の埋蔵金伝説に挑むことになります。15歳の古畑少年は、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんが好演していました。

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第8位:笑うカンガルー(陣内孝則、水野真紀)

 第8位は、シリーズ初のスペシャルドラマ「笑うカンガルー(陣内孝則、水野真紀)」でした。

 陣内孝則さん演じる数学者の二本松は、コンビを組んでいる数学者の野田の妻・ひかると不倫中。そんな3人がオーストラリアのリゾートホテルに滞在中、ひかるは野田を突き飛ばして死なせてしまったことを二本松に相談します。転落死に見せかける偽装工作を行いますがなんと野田は蘇生してしまい、ある野田の手柄を横取りしようと二本松は今度こそ野田を殺害。たまたま同じホテルに滞在していた古畑から疑念の目を向けられることに……。

 死んだと思った人間が生き返る、というトリッキーな回となっており、コメント欄では「ファルコンの定理……今泉君との絡み……三谷ワールドとしての楽しさで何回も何回も観たスペシャルだった。初期スペシャルでリゾートのノリが懐かしくて、『笑うカンガルー』また観たい」との声が寄せられていました。

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第7位:しばしのお別れ(山口智子)

 第7位は「しばしのお別れ(山口智子)」でした。

 この回で犯人役を演じたのは、山口智子さん。独立した華道家が自分に嫌がらせをしてくる師匠を、発表会の最中に毒物を用いて病死に見せかける形で殺害します。この事件のカギとなるのは、「発表会が行われている暗闇の中、席を移動した師匠をどのように見つけ出して殺したのか?」ということ。この謎を、古畑が解き明かしていきます。フラメンコのシーンも印象的でしたよね。

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第6位:黒岩博士の恐怖(緒形拳)

 第6位は「黒岩博士の恐怖(緒形拳)」。死体の肛門に次の犯行予告らしきおみくじが詰め込まれている、という猟奇的な連続殺人事件が発生しますが、被害者や手口に共通点がなく捜査は難航。古畑は、全ての被害者の検案を担当した監察医の黒岩に疑念を抱きます。このエピソードで犯人の黒岩を演じたのは、緒形拳さんでした。

 コメント欄では、「『黒岩博士の恐怖』では、石井正則さん演じる西園寺守と八嶋智人さん演じる花田が登場し、更に面白くなった気がします」との声があがっていました。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第5位:すべて閣下の仕業(松本幸四郎)

 第5位は「すべて閣下の仕業(松本幸四郎)」でした。

 南米某国で日本特命全権大使を務めている黛は、地元企業との癒着を告発しようとしている参事官を撲殺してしまったため、誘拐事件に見せかけることに。その翌日、パスポートを無くした古畑がたまたま大使館を訪れ、誘拐事件が偽装されたものだと見抜きます。自分が目をつけられていることに気づき追い詰められた黛は、現地人職員にその犯行をなすりつけようと工作を行い、難を逃れようとします。

 この回で犯人役を務めたのは、9代目松本幸四郎さん(現・2代目松本白鸚さん)。日本が誇る2人の名優の演技合戦も、見どころでしたよね。

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第4位:ラスト・ダンス(松嶋菜々子)

 第4位は「ラスト・ダンス(松嶋菜々子)」でした。松嶋菜々子さんが一人二役で双子役を熱演していました。

 大野もみじとかえでは、1つのペンネームを使用しながらいくつものヒット作を世に送り出した双子の脚本家。しかし、2人の仲は姉・もみじのほうからコンビ解消を持ちかけられるほどとなっていました。そしてある日、もみじは拳銃自殺という形で殺害されることに……。

 事件の鍵となる双子の入れ替わりトリックはもちろん、「古畑任三郎の内面」というこれまであまり触れられてこなかったものを描いたところも特筆すべき回となっています。

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第3位:フェアな殺人者(イチロー)

 第3位は「フェアな殺人者(イチロー)」でした。得票数は200票と、全体の6.3%の票を獲得しました。

 シリーズ初期から登場している向島が、実はイチローさんの異母兄弟だった、という事実が明かされた本作。しかし、向島はとある過去をネタにをフリーライターから脅されており、そのことを知ったイチローさんは怒り、脅迫者に自ら毒を選ばせて毒殺します。

 当時は現役のメジャーリーガーとして活躍していたイチローさんが、本人役で登場したことから話題となり、記憶している人も多いのでは? 決して嘘をつかず、「フェアプレー」の精神で犯行に及んでわざと証拠を残すなど一筋縄ではいかないイチローさんに、古畑がどのように立ち向かうのかが見ものでした。

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第2位:今、甦る死(藤原竜也、石坂浩二)

 第2位は、「古畑任三郎ファイナル」の1作目となる「今、甦る死(藤原竜也、石坂浩二)」でした。得票数は296票と、全体の9.4%の票を獲得しています。

 鬼切村の名家・堀部家では、裏山の開発を巡って兄弟が対立。そんなある日、村の郷土資料館で小学生時代の自由研究として「人の殺し方」を書き記したノートを見つけた弟・音弥は、ノートに記されていたトリックを使用して兄を殺害することに成功します。捜査にやってきた古畑は音弥の犯行だとすぐさま見抜くものの、事件は思わぬ方向に……。

 この回のメインゲストは、藤原竜也さんと石坂浩二さん。横溝正史さんが生んだ名探偵・金田一耕助役としてもおなじみの石坂さんが出演していることから、不審死がわらべ歌にあてはまるというネタには思わずニヤリとさせられます。「先に犯人と犯行の全貌を提示する」という倒叙ものがベースとなっている「古畑任三郎」シリーズですが、この回は少し趣向が異なっていることも特徴。犯人の行方や随所に散りばめられたギミックなど、予想がつかない内容に仕上がっていましたよね。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第1位:古畑任三郎 vs SMAP

 第1位は「古畑任三郎 vs SMAP」でした。得票数は2073票と、全体の65.6%の票を獲得しました。

 ジャニーズグループ・SMAPの5人がそのまま本人役を演じ、全員が犯人となった衝撃の回。とある事情により1人の男から脅されていた草彅剛さんを守るため、メンバー5人で協力して男を殺害。メンバー同士がアリバイの証人となることで鉄壁のアリバイを作り上げましたが、古畑を前に少しずつほころび始めます。そして実は5人の中に“裏切り者”がいるのではないか、という疑惑が浮上することに。

 コメント欄では、「どれも名作ですが、当時ぶっちぎりのアイドルSMAPが全員犯人役というインパクトは強烈でした」「vsSMAPは当時子どもだったので、『SMAPが本当に殺人を犯したの!?』とドキドキした記憶があります」と、そのインパクトに触れる声が多数寄せられていました。

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