「都立高校」(全日制普通科)志望倍率ランキングTOP29! 第1位は「豊島高校」【4月1日は学校教育法が施行された日】

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 本日4月1日は、「学校教育法が施行された日」です。日本が「連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)」の占領統治下にあった1947年3月31日、「教育基本法」と「学校教育法」が公布され、翌4月1日から施行されました。「教育基本法」は日本の教育に関する根本的・基礎的な法律のこと、「学校教育法」は学校教育制度の根幹を定める法律のことです。現在まで続く、小学校の6年制・中学校の3年制・高校の3年制・大学の4年制もこの時に決定されたもので、同時に小・中学校の義務教育制度も施行されました。

 今回は「学校教育法が施行された日」に合わせて、2024年1月9日に東京都教育委員会が発表したデータをもとにした「都立高校(全日制普通科)の志望倍率ランキング」を紹介します。

 この調査は、東京都内の公立中学校・義務教育学校の卒業予定者7万8108人に対し、第1志望の進路先を聞いたものです。また本ランキングは全日制の普通科および単位制普通科のみを対象としており、分割募集実施校の第2次募集人員数や、コース制・在京外国人生徒・海外帰国生徒等の受入校における募集・志望予定者数は含んでいません。

 どの都立高校が受験生たちから人気を集めていたのか、さっそく結果を見ていきましょう。

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(出典元:東京都教育委員会「令和6年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果について」

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「都立高校」(全日制普通科)志望倍率ランキング

画像:PIXTA(画像はイメージです)
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第2位:新宿高校(2.27倍)

 第2位は「新宿高校」でした。2024年度の募集人員316人のところ、志望予定者数は717人で、志望倍率は2.27倍です。

 新宿区に位置する新宿高校は、1921年に開校した「東京府立第六中学校」を前身とする高等学校。「全員指導者たれ」を校是、「自主・自律・人間尊重」を教育目標に、「大家族主義」の理念に根ざす教育活動を通じて、持続可能な未来を創るリーダーの育成を目標としています。

 進路指導・学習指導・生活指導を一体的に行う「新宿システム」を通して、生徒を鍛え、育てる教育を展開。東京都教育委員会から「進学指導特別推進校」に指定されていて、進学重視型の単位制の採用や手厚い習熟度別授業、特色ある科目の設置など、独自の教育で生徒の希望進路実現をサポートしています。2023年度入試では、千葉大学、東京農工大学など、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

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第1位:豊島高校(2.37倍)

 第1位は「豊島高校」でした。2024年度の募集人員316人のところ、志望予定者数は750人で、志望倍率は2.37倍です。

 豊島区に位置する豊島高校は、1936年に開校した「東京府立第十高等女学校」を前身とする高等学校。「至誠」を校訓とし、積極的に考え行動し自ら進路を切り開く生徒の育成を目標としています。

 穏やかで落ち着いた雰囲気の校風が特徴。東京都教育委員会から「理数教育重点校」に指定されていて、都内や近県の科学博物館、恐竜博物館を無料で見学できる「サイエンスミュージアム探究」も魅力です。土日の授業はないものの、特進クラスの設置や習熟度別・少人数指導授業の導入など、幅広い教育を行っています。また、立教大学・東京理科大学の学生とともに学べる「スタディ☆ラボ」や「理数サポート塾」などを開催しているため、塾や予備校に通わなくても受験勉強が可能。2023年度入試では、GMARCHや日東駒専を中心に、多くの生徒が大学に合格しています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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