【関東エリアの理系高校生に聞いた】「志願度の高い大学」ランキングTOP20! 第1位は「東京理科大学」!【2023年最新版/リクルート進学総研調べ】

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 リクルート進学総研では、高校生や高校生の保護者、高校の教員、高等教育機関など、進路選択に関する調査を実施し情報発信しています。また、学校基本調査などのデータを分析し、今後のマーケット予測を行っています。

 今回はそんな「リクルート進学総研」の協力のもと、関東エリアの理系の高校生が選んだ「志願したい大学」ランキングを紹介します。ランキングは、2024年3月に卒業予定の高校3年生を対象に行ったものです。

 また、1位、2位となった大学については、その人気の理由について、リクルート進学総研の小林所長にコメントをいただきました。ではさっそく上位の結果を見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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【理系の高校生に聞いた】「志願したい大学」ランキング

画像:PIXTA
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調査概要

調査期間2023年4月3日~4月28日
調査対象関東エリア/東海エリア/関西エリアの高校に通っている2024年3月卒業予定者
有効回答数1万5302人

(出典元:スタディサプリ「2023年版! 関東の大学『志望度』ランキング【スタディサプリ進路】」

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第2位:早稲田大学

画像:PIXTA

 第2位は「早稲田大学」で、志願度は7.8%でした。昨年の同ランキング4位から順位を上げています。

 東京都新宿区に本部を置く早稲田大学は、1882年に創立された「東京専門学校」を前身とし、1920年に設置された私立大学。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を基本理念とし、グローバリゼーションが進展する現代において、豊かな人間性を持った地球市民の育成を目的としています。

 早稲田大学は、「アカデミック・ライティング」「数学」「データ科学」「情報」「英語」をあらゆる学びの基本と位置づけ、身につけることを推奨。また、2000科目以上の講義が用意されている全学共通科目では、「リーダーシップ科目」「ボランティア科目」「スポーツ実技科目」「寄附講座・提携講座」など、幅広い分野をカバーしています。数学と基礎工学をベースに理学・工学を追求する基幹理工学部、人間・生活・環境の視点から新しい科学技術を創造する創造理工学部、実験科目群が充実している先進理工学部と3つの理工学部を有するところも魅力です。

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リクルート進学総研の小林所長はこう見る

 早稲田大学の全体ランキング推移で見ると常に上位にランクインしています。コメントには「学部が魅力的」「カリキュラムが充実している」「学びたい教授がいる」といった大学教育への期待と、「有名だから」「伝統があるから」といった知名度、そして「卒業生が活躍している」「就職実績がよい」といった卒業後への評価が高いようです。

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第1位:東京理科大学

画像:PIXTA

 第1位は「東京理科大学」で、志願度は11.3%でした。昨年の同ランキングでも2位と、安定した人気を誇っています。

 東京都新宿区に本部を置く東京理科大学は、1881年に創立された「東京物理学講習所」を前身とし、1949年に設置された私立大学。「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」を建学の精神に、一般教養とともに理学・薬学・工学の原理とその応用を教授・研究し、人格高く応用力に富んだ人物を育成し、文化の進展に寄与することを目的としています。

 東京理科大学では開校以来、真に実力を身につけた学生だけが進級・卒業できる「実力主義」の考えが根付いているところが特徴。真の実力を身につけた学生が育つため、社会からの評価も高く、高い就職率を実現しています。また、2023年4月には理工学部の学部といくつかの学科の名称を変更し、先進工学部に2学科を設置。学部・学科の再編が予定されているなど、学びの場の整備・充実が進んでいるところも魅力です。

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リクルート進学総研の小林所長はこう見る

 私立理系の難関大学というイメージです。高校生のフリーコメントでは「総合大学の理工系学部と比較すると学費が安い」という声も多数あり、学費負担の高い私立理工系では、学費負担が少ないことも魅力となっているようです。

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