「一度は行ってみたいあこがれの温泉地」ランキングTOP30！　第1位は「乳頭温泉郷」【2023年最新調査結果】

　リクルートの「じゃらんリサーチセンター」は、旅行サイト「じゃらんnet」会員1万6107人を対象に「温泉地利用」に関するアンケートを実施し、その結果を「じゃらん人気温泉地ランキング2024」として発表しました。

　本記事では、その中から「まだ行ったことはないが『一度は行ってみたい』温泉地」のランキングを紹介します。多くの人から「一度は行ってみたい」とあこがれられているのは、どの温泉地なのでしょうか。さっそく、結果を見ていきましょう！

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著者・編集者：ヒロキタナカ

大学院修了後、IT業界を経て独立。選書サービスや本にまつわるWebメディアを運営しつつ、ライターとして活動しています。ビジネス・ガジェット・本など幅広い分野で執筆中。SEOや取材、ニュース記事が中心です。わかりやすく、ていねいに情報をお届けします。

調査概要

（出典元：じゃらんリサーチセンター「じゃらん人気温泉地ランキング2024」）

「一度は行ってみたいあこがれの温泉地」ランキング

第5位：道後温泉（愛媛県）

　第5位は「道後温泉」でした。得票数は1904票です。道後温泉は、日本最古ともいわれる由緒ある温泉地。愛媛県に位置し、夏目漱石の名作「坊ちゃん」にも登場しています。道後温泉には「道後温泉本館」「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」「道後温泉 椿の湯」という3つの外湯があり、地元住民だけではなく多くの観光客が訪れます。

　特に道後温泉本館は愛媛県の象徴的な存在で、美しい外観が魅力。最寄りの道後温泉駅は、松山駅から路面電車で約25分の便利な立地にあり、周辺の風情ある街並みは散策にもぴったり。また、商店街「道後ハイカラ通り」の土産物屋やご当地グルメ、「坊っちゃんカラクリ時計」の人形仕掛けなど、道後温泉周辺はさまざまな魅力にあふれています。

第4位：登別温泉（北海道）

　第4位は「登別温泉」でした。得票数は1919票です。登別温泉は、札幌や函館からのアクセスが良好な、北海道を代表する温泉郷。国内有数の人気を誇り、豊富な湯量と9種類の異なる泉質が楽しめることから、「温泉のデパート」と称されることもあります。

　温泉街は、現代的なホテルや伝統的な旅館、土産物屋が軒を連ね、各旅館やホテルではそれぞれに工夫を凝らした湯船で湯めぐりを楽しめます。また、近くの漁港からの海の幸を楽しむこともでき、温泉とグルメの両方を堪能できるのも魅力です。

第3位：銀山温泉（山形県）

　第3位は「銀山温泉」でした。得票数は2371票です。銀山温泉は、山形県の温泉地で、木造の温泉旅館が銀山川の両岸に立ち並び、夕暮れ時には、ガス灯が灯りノスタルジックな雰囲気が漂います。ドラマ「おしん」の撮影地としても有名です。

　特に雪夜の光景はフォトジェニックで、外灯に照らされた街並みが美しい面持ちを見せます。また、カフェや食べ歩きスポット、土産物屋も充実しており、歩き回るだけで楽しめる温泉街です。東京からも山形新幹線とバスを用いれば、アクセスも良好。温泉街の周辺には、「洗心峡」や「白銀の滝」など、美しい自然スポットも点在しています。

第2位：草津温泉（群馬県）

　第2位は「草津温泉」でした。得票数は2397票です。草津温泉は、群馬県にある日本有数の温泉地で、「日本三名泉」のひとつ。さまざまな宿泊施設が並び、土産物屋も豊富で多くの人でにぎわいます。

　草津温泉の象徴である「湯畑」は、毎分約4000リットルの温泉が湧き出ており、湯けむりの様子を見られる人気スポット。また、草津温泉の源泉は主に6つあることから、湯めぐりも楽しめます。さらに、街の外周にカフェやペンション、ホテルが点在しているのも特徴です。

第1位：乳頭温泉郷（秋田県）

　第1位は「乳頭温泉郷」でした。得票数は2592票です。秋田県にある乳頭温泉郷は、「十和田八幡平国立公園」内の乳頭山麓に位置する日本情緒あふれる温泉地。ブナの原生林に囲まれた山間に湯宿が点在し、10以上の源泉からそれぞれ異なる源泉が引かれています。

　この地域は、茅葺屋根の建物など、ノスタルジックな雰囲気で知られ、国内外から旅行客が訪れます。特に冬季は、里山が真っ白な雪に覆われ、風情ある景観を楽しめるでしょう。アクセスは、車だけでなく、電車と温泉地まで乗車できるバスによっても可能です。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！