【関東の高校生に聞いた】「志願したい大学」ランキングTOP21! 1位は「早稲田大学」【2023年最新版/リクルート進学総研調べ】

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 リクルート進学総研では、高校生や高校生の保護者、高校の教員、高等教育機関など、進路選択に関する調査を実施し情報発信しています。また、学校基本調査などのデータを分析し、今後のマーケット予測を行っています。

 今回はそんな「リクルート進学総研」の協力のもと、関東の高校生が選んだ「志願したい大学」ランキングを紹介します。ランキングは、2024年3月に卒業予定の高校3年生を対象に行ったものです。

 また、1位、2位となった大学については、その人気の理由について、リクルート進学総研の小林所長にコメントをいただきました。ではさっそく上位の結果を見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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「関東の高校生に聞いた志願したい大学」ランキング

画像:PIXTA
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調査概要

調査期間2023年4月3日~4月28日
調査対象関東エリア/東海エリア/関西エリアの高校に通っている2024年3月卒業予定者
有効回答数1万5302名

(出典:進学ブランド力調査【2023年最新版】関東『志願したい大学』ランキング

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第2位:明治大学

画像:PIXTA

 2位は「明治大学」でした。明治大学は、建学の精神「権利自由」「独立自治」に基づいて、総合大学ならではの幅広い学問領域を提供。学生の「個」を強く育む教育を実施し、社会に貢献する人材を輩出しています。

 そんな明治大学は、留学制度が充実している点も魅力。協定校は世界46の国や地域、270大学・学部と幅広く、2019年度の実績では海外への留学者数は2326名にのぼったのだとか。和泉キャンパスの隣接地には、国際混住寮「明治大学グローバル・ヴィレッジ」を設置し、交流を促進しています。また、明治大学は就職に強いことでも定評があり、細やかな支援体制で学生自身のキャリアデザインをしっかりとサポートしています。

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リクルート進学総研の小林所長はこう見る

 1998年リバティタワー完成以降、”バンカラ”という男子に強い大学のイメージから、男子・女子共にバランスよく、親しみやすい校風で人気を集めています。また、学部構成も文系、理系ともに充実していることから、文理・男女幅広い層から安定した支持を集めていることがあると思います。

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第1位:早稲田大学

画像:PIXTA

 1位は「早稲田大学」でした。3年連続1位の早稲田大学は、豊富なカリキュラムによる自由な学びが魅力。学部の枠を超えて履修可能という約2500科目の「全学オープン科目」や、社会と連携した教育プログラムも充実しています。

 早稲田大学の創設者・大隈重信から受け継がれている「東西文明の調和」を基本理念に、国際交流を推進。海外協定大学や協定機関は90の国や地域の844校に及び、国内最大規模の8300名を超える外国人学生が在籍しています。また、早稲田大学は、「QS世界大学ランキング」でも国内私立大学1位、世界37位と高評価を受けています。今後も世界に貢献する大学として発展していきそうですね。

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リクルート進学総研の小林所長はこう見る

 昨年に引き続きの推移。早稲田大学の全体ランキング推移で見ると常に上位にランクインしています。コメントには「学部が魅力的」「カリキュラムが充実している」「学びたい教授がいる」といった大学教育への期待と、「有名だから」「伝統があるから」といった知名度、そして「卒業生が活躍している」「就職実績がよい」といった卒業後への評価が高い。

 政治経済学部で、数学を必修にした入試改革や学内での認定制度を設けたデータサイエンス等、改革にも積極的に取り組んでいることも評価につながっているようです。フリーコメントでは「憧れの大学」といった言葉もあり、定員管理厳格化が緩和された影響により、そうした難関私大にチャレンジしようとする層が増えたとも捉えられます。

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