【北の国から】一番味のある俳優TOP14！　第1位は「田中邦衛さん」に決定！【2021年最新投票結果】

　2021年2月14日から2月27日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが北の国からのメインキャストで、一番味のある俳優だと思うのは？」というアンケートを実施していました。

「北の国から」あなたがメインキャストの中で、一番味のある俳優だと思うのは誰？　【人気投票実施中】 | ねとらぼ調査隊

　倉本聰さんが原作・脚本を手掛けた『北の国から』。1981年に連続ドラマが放送されて以来、20年以上も続いた人気ドラマシリーズです。過酷な北国を舞台とするヒューマンドラマであり、俳優たちの熱演に涙した人は多いでしょう。シリーズ終了から19年経った今でも、根強いファンを持つ作品です。　そこで今回は、「あなたが北…

nlab.itmedia.co.jp

　投票対象は、人気ドラマシリーズ「北の国から」に出演したメインキャスト14人。その中から、ねとらぼ読者が最も味があると思う俳優に投票してもらいました。また、好きな俳優が選択肢にない場合は「その他」に投票していただき、コメントで俳優名を教えてもらいました。

　今回のアンケートでいただいた票は、総数3309票。ありがとうございました！　それでは、結果を見ていきましょう。

第10位：水谷涼子（原田美枝子）

　第10位は水谷涼子役を演じた原田美枝子さんでした。得票数は21票、得票率は0.6％となっています。

　児童の問題によって富良野へ赴任してきた中の沢分校の教師。原田さんは映画「恋は緑の風の中」「大地の子守歌」など多くの作品に出演しており、数々の映画賞を受賞しています。

第9位：宮前（井関）雪子（竹下景子）

　第9位は宮前（井関）雪子役を演じた竹下景子さんでした。得票数は40票、得票率は1.2％となっています。

　雪子は令子の腹違いの妹で、五郎に同情して純や蛍の面倒を見ていることから懐かれており、雪子おばさんと呼ばれています。竹下さんは1994年に映画「学校」で、第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。

第8位：黒板（笠松）蛍（中嶋朋子）

　第8位は黒板（笠松）蛍役を演じた中嶋朋子さんでした。得票数は103票、得票率は3.1％となっています。

　黒板家の長女であり、純の妹。第1話では小学2年生だった蛍は、純とは対照的な父親っ子でした。作中では上京や不倫など波乱に満ちた展開が続きますが、子どもを育てるために強い女性へと変わっていく様を、中嶋朋子さんは見事に演じきりました。

第7位：笠松杵次（大友柳太朗）

　第7位は笠松杵次役を演じた、故・大友柳太朗さんでした。得票数は135票、得票率は4.1％となっています。

　笠松正吉の祖父で、以前は「仏の杵次」と呼ばれるような温厚な人物でしたが、妻の死をきっかけに性格は一変。演じた大友さんは、戦後の東映時代劇映画で知られる剣豪スターです。

第6位：中畑和夫（地井武男）

　第6位は中畑和夫役を演じた、故・地井武男さんでした。得票数は211票、得票率は6.4％となっています。

　純や蛍から「中畑のおじさん」と呼ばれる、五郎の同級生。明るくお調子者な性格をしています。演じた地井さんは、ドラマや映画だけでなく、バラエティ番組などにも出演されていました。

第5位：北村草太（岩城滉一）

　第5位は北村草太役を演じた岩城滉一さんでした。得票数は227票、得票率は6.9％となっています。

　北村清吉の四男で、富良野共同牧場で働く青年。純や蛍からは「草太にいちゃん」と呼ばれていました。役を演じた岩城さんは俳優だけでなく、歌手やレーサーとしても活躍しています。コメントでは「トラクターの下敷きになったのが衝撃だった」「蛍の結婚式でのカセットテープスピーチは泣けた」といった声が寄せられていました。

第4位：北村清吉（大滝秀治）

　第4位は北村清吉役を演じた、故・大滝秀治さんでした。得票数は275票、得票率は8.3％となっています。

　草太の父で、五郎の従兄に当たる人物。共同牧場を経営していますが、子どもたちが出ていってしまったため、経営に悩んでいました。役を演じた大滝さんは舞台俳優として大きく活躍し、日本の演劇界をけん引してきた名優。コメントでは「誰よりも深く富良野を愛し、周囲の気持ちを理解し、おもんぱかる。こんな人が近くにいたら、道を誤らずに生きていけそう」といった声が寄せられていました。

第3位：笠松正吉（中澤佳仁）

　第3位は笠松正吉役を演じた中澤佳仁さんでした。得票数は585票、得票率は17.7％となっています。

　正吉は純の同級生であり、親友。杵次の死後は、母のみどりと共に富良野を離れ、「北の国から ’83冬」では家出し、黒板家に居候するように。なお中澤さんは現在、芸能界を引退されています。

　コメントでは「ドラマの中での成長と、プライベートの生きざまがカッコよかった」「男気が最高」「素朴で北海道の青年そのものだった」といった声が寄せられていました。

第2位：黒板純（吉岡秀隆）

　第2位は黒板純役を演じた吉岡秀隆さんでした。得票数は793票、得票率は24％となっています。

　黒板家の長男であり、第1話では小学4年生。都会っ子で母親っ子な彼は作中で数々のトラブルを起こしていきます。役を演じた吉岡秀隆さんは、5歳で劇団に所属した生粋の子役。本作の出演と同時期から「男はつらいよシリーズ」にレギュラー出演するなど、山田洋次監督に才能を見出されていたそうです。日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を2度獲得するなど、受賞歴も多数。

　コメントでは「子どもの頃の話し方がかわいい」「五郎の誕生日に気持ちをぶつけたシーンは、何度見ても泣いてしまう」といった声が寄せられていました。

第1位：黒板五郎（田中邦衛）

　第1位は黒板五郎役を演じた、故・田中邦衛さんでした。得票数は821票、得票率は24.8％となっています。五郎は、物語のメインとなる黒板家の大黒柱。東京で働きながら暮らしていましたが、令子の不倫をきっかけに富良野へ帰ります。

　田中邦衛さんは、22歳で俳優養成所へ入所。映画やドラマなど多くの作品に出演し、深みのある演技が魅力でしたが、2021年3月24日に逝去。多くのファンが別れを惜しみました。

　コメントでは「蛍と先生が駆け落ちした先の落石でのシーンで泣きました！」「黒板五郎さんあってのドラマ」「子どもに対する寛大な優しさに心打たれました」などの声が寄せられていました。