婚姻率が高い都道府県ランキングTOP30! 1位は東京都【2020年度データ】

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 晩婚化や生涯未婚率の増加が顕在化している日本。少子化に直結する問題でもありますが、その状況に地域差はあるのでしょうか。

 そこで今回は、総務省統計局の『統計でみる都道府県のすがた2023』に基づき、婚姻率が高い都道府県ランキングTOP30を紹介します。なお、婚姻率とはその年の人口1000人あたりの婚姻件数を表したものです。まずは、上位の2都県から解説します。

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(出典元:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2023」

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婚姻率が高い都道府県ランキング

画像:写真AC
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第2位:沖縄県

 第2位は「沖縄県」です。2020年度の人口1000人当たりの婚姻率は、5.03となっています。

 愛知県(3位)や大阪府(4位)など、大都市圏がランキング上位に名を連ねる中、沖縄県は全国平均の4.17を大きく上回っています。沖縄県は婚姻率のほか出生率も高い一方、離婚率や再婚率も全国トップクラス。また50歳時の未婚率も高く、「何回も結婚する人」と「いつまでも結婚しない人」の両極化が進んでいるといわれています。

 沖縄県では、安心して結婚し出産・子育てができる社会の構築を目指して「沖縄21世紀ビジョンゆがふしまづくり計画(沖縄県まち・ひと・しごと創生総合戦略)」を策定。その一環として、県は婚活・出会い応援ポータルサイト「沖縄えんまーる」を運営しています。

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第1位:東京都

 第1位は、東京都でした。2020年度の人口1000人あたりの婚姻率は、2位を0.23上回る5.26です。

 東京都の婚姻率が高い理由として、若い世代の人口移動が多く、特に20代の若者が一極集中していることが挙げられます。経済の中心である東京には仕事がたくさんあり、若い人たちが集まればまた出会いも生まれます。

 一方で、東京は未婚人口が多く、特に生涯未婚率が高いのも特徴です。東京都でも、結婚支援のポータルサイト「TOKYOふたりSTORY」を立ち上げ、結婚を希望する人へ向けたさまざまな情報を発信しています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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