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第2位:香川県

画像:写真AC

 第2位は「香川県」です。平均年収は381万円。男女別に平均年収を見ると、男性は417万円、女性は325万円でした。

 香川県には国内でもトップクラスの企業(造船、自動車部品、建設機械、電気機械関連)が多くあり、金属加工や金型、溶接などにおいて高い基盤技術を誇る協力企業が集まっています。主な産業(出荷額ベース)を見ると石油製品・石炭製品、食料品、非鉄金属となっています。品目を見るとピッチコークス、衣服用革手袋(合成皮革製を含む)、スポーツ用革手袋(合成皮革製を含む)などの出荷額が全国で1位となっています。

 最近では瀬戸内国際芸術祭の開催や直島などの観光地への人気の高まりから、「アート県」としての知名度や、特産品のうどんを武器に「うどん県」としての全国的PRに成功した香川県。今後も観光業への期待がかかります。

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第2位:広島県

画像:PIXTA
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解説

 香川県と並んで同率第2位は「広島県」です。平均年収は381万円。男女別に平均年収を見ると、男性は422万円、女性は319万円でした。

 広島県は、瀬戸内海の海運や山陽道などの街道があるため、古くから商業が盛んでした。現在は大きな経済圏である関西と九州の中間に位置していることから、人もモノも活発に流通しています。

 戦前は陸軍・海軍の拠点が呉市にあったことから大きな軍需工場がありました。戦後はその人材や技術が継承された「ものづくり」を軸に、重工業(自動車、造船、鉄鋼など)から先端産業(電気機械、電子部品など)に至るまで、バランスの良い産業群を形成しています。

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