飛行機などで耳がキーンとなる「航空性中耳炎」

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 飛行機に乗った時、耳がキーンとしたり、耳が詰まったような感じになることがあります。通常ですと、こうした時はあくびをしたり、ツバを飲み込むことで解消されますが、それでも耳の違和感が続くことがあります。

 この症状は『航空性中耳炎』という『急性中耳炎』の一種だそうです。

 この『航空性中耳炎』ですが、飛行機以外の場所、例えば高層ビルのエレベーターや新幹線のトンネルなどでも発生するそうです。

 こうした耳の痛みの原因ですが、気圧の変化によるものです。耳の奥には『鼓膜』がありますが、その奥には『中耳』と呼ばれる空間があります。

 この中耳と鼻の奥とは、『耳管(じかん)』という細い管によって繋がっています。

 この中耳の中には少量の空気が入っていて、耳管を空気が通ることによって、外の気圧と中耳の気圧を一定に保っています。

 飛行機が飛んだり降りたりする時、気圧が急激に変化しますが、この変化によって耳管が上手く機能出来なくなります。

 それによって耳が塞がったような感じがしたり、痛みを感じたりするそうです。

 この『航空性中耳炎』ですが、軽い症状の場合は数分、長くても数時間で治まりますが、症状が重い場合は何日も続くことがあるそうです。その場合、耳鼻科の病院で診て頂く必要があります。

 特に風邪や鼻炎のとき、睡眠不足や二日酔いのときは症状が重くなることが多いそうです。
また『飛行機用の耳栓』というのもありますので、それを利用されるのも良いそうです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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