「カウボーイ・ビバップ」「残響のテロル」の渡辺信一郎監督作品、一番好きなのは?【アンケート実施中】

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 アニメにとって「音楽」は欠かすことのできない要素。音楽には物語を立体的に表現し、感情を突き動かす力があります。

 そんな音楽に造詣が深く、アニメーション監督として多くの名作を生み出し続けている渡辺信一郎監督。本記事は渡辺信一郎監督による作品について、最も人気のあるものを決めようという企画です。

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マクロスプラス

 1994年にOVAとして発売された「マクロスプラス」は渡辺信一郎さんによる初の監督作品。総監督は「超時空要塞マクロス」シリーズで有名な河森正治さんでした。音楽はアニメ界のヒットメーカーである菅野よう子さんで、「マクロス」シリーズの要でもある楽曲と、板野サーカスと呼ばれる板野一郎さんによるドッグファイトは、まさにマクロスプラスという作品を彩りました。

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カウボーイビバップ

 1998年に放送されたテレビアニメ「カウボーイビバップ」は、マクロスプラスなど、当時のサンライズのスタッフが集結し完成した1作。主題歌である「Tank!」は菅野よう子さんを語る上では欠かせない1曲になるほど、高い評価を得ています。渡辺監督は後にボンズで制作された劇場版「カウボーイビバップ 天国の扉」でも監督を担当しました。

 海外での評価も高く、メカニックとガンアクションが見どころで、ハードボイルドなスパイク・スピーゲル一行と、スペースオペラならぬ「スペースジャズ」をコンセプトに、ジャズ音楽がストーリーを味わい深いものにしています。

画像は「dアニメストア」より引用
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サムライチャンプルー

 2004年に放送されたテレビアニメ「サムライチャンプルー」。琉球の剣士・ムゲンと無敗の流派「無住心剣流」の剣士・ジンが、フウという女の子の用心棒となるロードムービー。音楽にはヒップホップが使用され、3人が旅する江戸時代を現代の音楽で独特な空気感に仕上げています。

疾風怒濤"

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中井和哉, 佐藤銀平, 川澄綾子, 中井和哉, 佐藤銀平, 川澄綾子
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坂道のアポロン

 2012年に放送された「坂道のアポロン」は、小玉ユキさんによる同名の漫画が原作となっており、1960年代の長崎を舞台に繰り広げられる高校生の青春を描いた作品です。ジャズが題材となっており、ピアノを習っていた主人公・薫は、千太郎と出会ったことでジャズに触れ、その魅力にハマっていきます。菅野よう子さんとのタッグで、劇中で使用される「Moanin’」などの楽曲は著名なピアニストやトランペット奏者、ドラマーが参加しています。

#1 モーニン"

#1 モーニン

木村良平, 細谷佳正
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画像は「坂道のアポロン」公式サイトより引用
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スペース☆ダンディ

 2014年に放送された「スペース☆ダンディ」は、渡辺信一郎さんは総監督として携わっています。宇宙人ハンターであるダンディと、相棒である掃除機ロボットのQT、旅を共にすることになるミャウのトリオが、さまざまな宇宙人と出会い、不思議な体験をしていく1話完結のアニメ。音楽面では、オープニングテーマを担当する岡村靖幸さんを始め、菅野よう子さん、やくしまるえつこさんなど豪華アーティストが名を連ねています。脚本陣もそうそうたる面子がそろっています。

画像は「スペース☆ダンディ」公式サイトより引用
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残響のテロル

 「残響のテロル」は渡辺信一郎監督が原案も務めているオリジナルアニメ。2014年に放送され、菅野よう子さんとのタッグで注目を集めました。

 謎の多い高校生2人が青森に隠されていた小型原子爆弾を盗み出し、テロを引き起こすというダークな設定のストーリー。SFチックな世界観と、突然テロに巻き込まれたヒロインのリサは共犯者となります。センセーショナルな爆弾テロを描く本作でこだわられた「音楽」は物語のキーともなる「アイスランド」でレコーディングされました。渡辺信一郎監督がイメージした音を菅野よう子さんが生み出し、映像の迫力や、物語に深みを与えています。

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石川界人, 斉藤壮馬, 種崎敦美, 潘めぐみ, 咲野俊介
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画像は「残響のテロル」公式サイトより引用
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キャロル&チューズデイ

 「カウボーイビバップ」や「スペース☆ダンディ」を制作したアニメーション制作会社・ボンズの20周年×フライングドッグ10周年の記念作品で、2019年に放送されました。舞台は人類が移住した火星。裕福な家庭で育ったチューズデイは、アコースティックギターを抱えて家出をして、音楽をやるために首都へと旅に出ます。その先で出会ったキャロルと共にミュージシャンを目指す、というストーリー。AIがヒットソングを作り出す時代に、ストリートでライブをしていく2人の成長を描いています。

 Netflixにて全世界同時配信された本作は、キャロルとチューズデイの歌唱担当にセレイナ・アンさんとナイ・ブリックスさんが起用。作中で登場する他のキャラクターにも海外アーティストが歌唱担当として参加しています。「世界のどこに持っていっても通じる音楽にしたい」という思いから、楽曲提供陣には世界中で注目されているアーティストが名を連ねており、渡辺信一郎監督のこだわりが詰まっています。

#1 True Colors"

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画像は「キャロル&チューズデイ」公式サイトより引用

 ここまでは、渡辺信一郎監督のアニメの一部を紹介してきました。音楽に造詣が深いからこそ、こだわり抜かれたアニメーションと音楽の融合がなされ、素晴らしい作品が出来上がっています。

 そんな渡辺信一郎さんが監督を務めた作品で最も好きな作品に、下のアンケート欄から投票してください。

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アンケート

渡辺信一郎監督作品であなたが一番好きなのは?
実施期間:2020/12/24 00:00 〜 2021/01/23 23:59
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