「鉄道駅数が多い都道府県」ランキング! 1位は「高知県」【人口10万人あたり/2020年データ】

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 通勤や通学などの移動手段として、私たちの生活に欠かせない鉄道。全国には1万近い駅が存在しますが、人口あたりで算出するとどの都道府県が多くなるのでしょうか。

 そこで今回は、国土交通省の「令和2年度末 都道府県別の段差解消への対応状況について」および総務省統計局の「令和2年国勢調査」をもとに、「人口10万人あたりの鉄道駅数が多い都道府県ランキング」をお送りします。なお、新幹線の駅と在来線の駅を別の事業者が管理する場合は、別の駅として計上。異なる事業者の路線が2つ以上乗り入れる駅で、改札内で相互乗換えができる場合は、 1駅として計上しています。

(出典:国土交通省「令和2年度末 都道府県別の段差解消への対応状況について」総務省統計局「令和2年国勢調査」

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第2位:富山県(18.75駅)

 第2位は富山県でした。人口10万人あたりの駅数は18.75駅です。

 富山県には、北陸新幹線が停車する「JR富山駅」をはじめ、194の駅があります。城端線、氷見線、高山本線の3路線を運行する「JR西日本」のほか、県内を東西に走る「あいの風とやま鉄道」、富山市街地から宇奈月温泉、黒部峡谷や立山アルペンルートなどの観光地を結ぶ「富山地方鉄道」などが運行しています。

 また富山県といえば、路面電車をイメージする人も多いのではないでしょうか。富山市の中心部を巡回する環状線などがあり、県内では富山地方鉄道と万葉線の2社が路面電車を運行しています。2020年には富山駅路面電車南北接続事業が完成し、富山駅南側を走る市内路面電車と富山駅北側を走る富山港線(旧富山ライトレール)が繋がり、ますます便利になりました。

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第1位:高知県(24.73駅)

 第1位は高知県でした。人口10万人あたりの駅数は24.73駅です。

 高知県には171の駅が存在します。「JR四国」の他、「土佐くろしお鉄道」「阿佐海岸鉄道」などが鉄道を運行しています。中でも、土佐くろしお鉄道が運行する「ごめん・なはり線」は、その名の通り「後免駅」と「奈半利駅」を結ぶ路線で、車窓から土佐湾の美しい景色が楽しめます。また阿佐海岸鉄道では、2021年から線路と道路の両方を走行できるDMV(デュアル・モード・ビークル)の運行を開始し、注目を集めています。

 ちなみに国土交通省のデータによると、2019年度に高知県内の駅で無人駅が占める割合は93.5%に上り、全国で最も高い数値となっています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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