プロが選ぶうまい「アイリッシュウイスキー」5選! アジア最大級の品評会で「金賞」に選ばれた名酒とは?【2022年最新版】

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 アイルランド共和国およびイギリスの北アイルランド産の穀物を原料とする「アイリッシュウイスキー」。蒸留回数が比較的多いことから口当たりが滑らかで、香り高く飲みやすいのが特徴です。

 今回は、 日本で唯一のウイスキーとスピリッツの品評会である「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」の最新結果から、金賞を受賞したアイリッシュウイスキー5銘柄を紹介します。その中からまずは2つの銘柄を見てみましょう。

(出典:東京ウイスキー&スピリッツコンペティション「TWSC2022結果速報」

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ダンヴィルズ 12年 PX カスク

 1800年代後半から1900年代前半にかけて、アイルランド随一の規模を誇っていた北アイルランドのロイヤルアイリッシュ蒸留所。その創業家であるダンヴィル家の名を冠したブランドが「ダンヴィルズ」です。

 ダンヴィル家とロイヤルアイリッシュ蒸留所は1930年代に断絶してしまいましたが、同じ北アイルランドのエクリンヴィル(エッケンヴィル)蒸留所がこれを復刻。5種類ほどあるダンヴィルズの中の1本が、こちらの「ダンヴィルズ 12年 PX カスク」です。

 名前のとおり12年熟成させ、さらにペドロヒメネスシェリー樽で後熟。しっとりと華やいだ飲み口に、シェリーの甘味が加わり、上品な後味に仕上がっている逸品です。

参考:ローランドから北アイルランド(土屋守のウイスキー日和)

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ザ ダブリン リバティーズ コッパー アレイ

 ダブリンの「ザ・リバティーズ(自由・解放)」とは、17~18世紀のヨーロッパで殺人通りと呼ばれたほどに荒れていた地域にちなんだ名称。そのエリアの入り口には、「コッパー・アレイ(銅の道)」と呼ばれる銅製のアーチがあり、「オーク・デビル(オークの悪魔)」の顔が彫り込まれたプレートが掲げられていたといわれています。

 そんな混沌とした時代に誘うというコンセプトでつくられた「ザ ダブリン リバティーズ」2種のうち1つが、こちらの「コッパー・アレイ」です。バーボンカスクで10年熟成した後、30年オロロソシェリーの樽で後熟。日本では384本の限定販売となっています。

 名前のとおり、フルボディの際立つアロマと濃厚な琥珀色が大きな特徴。大麦の風味が長く余韻として続き、シェリーの甘味と絶妙なハーモニーを奏でます。

参考:ザ・ダブリン・リバティーズ コッパー・アレイ(酒が好き 人が好き 武蔵屋)

 その他の受賞製品は、次のページからご覧ください!

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