「ビールの消費量が多い都道府県」ランキング! 1位は「東京都」【2019年データ】

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 お酒を飲むとなれば、まずはビールを頼む人も多いでしょう。その定着ぶりは「とりあえず生(ビール)」という言葉があるほどです。その膨大な需要に応えるように日本各地の地ビールがしのぎを削るほか、大手ビールメーカーからもさまざまな種類のビールが発売されています。

 そんなビールの消費量は、どの地域が特に多いのでしょうか? 今回は国税庁のデータをもとに「ビールの消費量が多い都道府県ランキング」をお送りします。本ランキングは20歳以上の人口10万人あたりで、ビールの消費量が多い順に都道府県を順位化したものです。

※本ランキングは平成31年4月1日から令和2年3月31日までを期間として集計されたデータをもとに作成されています。
※人口データは総務省統計局の「令和2年国勢調査 」を使用しています。

(出典:国税庁総務省統計局「令和2年国勢調査 」

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第2位:大阪府(2750.4キロリットル)

 第2位は大阪府でした。2019年4月~2020年3月までにおける、人口10万人あたりのビールの消費量は2750.4キロリットルです。

 今回のランキングにおける全国平均の値は2018.4キロリットル。大阪府の消費量はそれを700キロリットル以上上回っています。

 ところで日本のビールメーカーといえばアサヒビールの名をあげる人も多いのではないでしょうか? 同社は現在東京に本社を構えていますが、もとは大阪の地で生まれた企業です。1889年設立の大阪麦酒会社に始まり、1891年には現在のアサヒビール吹田工場にあたる吹田村醸造所が竣工。そして1892年に「アサヒビール」が発売され、今日へとその歴史が続いています。2022年の4月には、「アサヒビール ミュージアム」が吹田工場(大阪府吹田市)内にオープンしているので、大阪旅行の際にはぜひ立ち寄ってみたいものですね。

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第1位:東京都(3775.5キロリットル)

 第1位は東京都でした。2019年4月~2020年3月までにおける、人口10万人あたりのビールの消費量は3775.5キロリットルです。

 今回のランキングで全国最下位となったのは滋賀県で、その消費量は1343キロリットルです。一方、東京都はその3倍近いビール消費量となっており、非常にビール消費の旺盛なエリアであることが分かります。

 東京都の中野区にはキリンビールの本社があることから、同区民にとっては身近な会社の1つかもしれません。そんな同社は1870年に、ノルウェー系アメリカ人ウィリアム・コープランドが、ビールの醸造と販売を手掛けた企業である「スプリングバレー・ブルワリー」をルーツに持っています。近年では「スピリングバレー豊潤<496>」が発売されましたが、その名が明治時代の社名に由来していることは一目瞭然ですね。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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