「横浜駅まで30分以内」の家賃相場が安い駅ランキングTOP17！　1位は「善行駅」【2022年最新調査結果】

　リクルートが2022年3月に発表した「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」で、5年連続で総合1位に選ばれた「横浜駅」。今回は、「横浜駅まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング2022年版」のランキングを発表します。通勤や通学などに便利な横浜までのアクセスが良好で、かつお得な街は一体どこなのでしょうか。ランキング上位の結果を見てみましょう。

【調査対象物件】駅徒歩15分以内、10平米以上～40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件（定期借家を除く）

第2位：南万騎が原駅（相模鉄道いずみ野線）／4.90万円

　第2位は相模鉄道いずみ野線の「南万騎が原駅」です。調査対象物件の家賃相場は「4.90万円」。横浜駅までの所用時間はわずか15分な上、相模鉄道は2023年3月に東急線と相互直通運転を予定しているため、都内の渋谷駅や目黒駅までのアクセスも簡単になるなど、さらに利便性が向上することが予想される注目の駅といえるでしょう。

　南万騎が原駅はTBS系の人気テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で、星野源演じる主人公の住む最寄り駅として登場しました。テレビCMなどで登場することも多い、“横浜”らしいスタイリッシュな気分も満喫できる街といえます。

　電柱の地中化なども進んだ街並みや住宅は、「グッドデザイン賞」も複数回受賞しています。南万騎が原駅が位置する旭区は自然豊かなエリアで、人気の「よこはま動物園ズーラシア」などがあります。現時点では知名度こそ高くないものの、住環境としては申し分なく、これからさらに人気が出ること間違いなしでしょう。

第1位：善行駅（小田急江ノ島線）／4.80万円

　第1位は小田急江ノ島線の「善行（ぜんぎょう）駅」です。調査対象物件の家賃相場は「4.80万円」。所在地の藤沢市は、神奈川県の中央南部に位置する平坦な地形ですが、善行駅付近は丘陵地帯で坂が多いことで知られています。

　毎日坂道を登り下りすると考えると敬遠してしまいそうですが、それすら“味”と感じられそうなどこか郷愁を誘う景色は、まるで映画の場面のような風情と魅力的な雰囲気。2017年にTOKYO MX系で放送されたテレビアニメ「Just Because!」を始め、駅周辺を忠実に描写した作品も多い、なんとも画になる街です。

　駅周辺は深夜1時まで営業しているスーパーやドラッグストア、飲食店などが充実しており、駅東側は陸上競技場や球技場を備えた神奈川県立スポーツセンターなども。少し行くと果樹園や田畑などが広がり、親水広場や植物園がある「引地川親水公園」もあります。大都会である横浜へのアクセスも良好ながら、少し足を延ばせば海や緑など自然が豊かなところも大きな魅力の一つといえるでしょう。

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