「私立高校」の数が多い都道府県ランキング! 1位の「東京都」に次ぐ2位は?【2021年データ】

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 日本の高校には公立や国立以外にも私立の学校が存在します。私立高校には開成高校や灘高校、ラ・サール高校といった知名度の高い名門校も多数存在し、高校進学時には私立を検討する家庭も多いでしょう。現在、日本には1320の私立高校が存在し、その割合は全高校の27.18%を占めています。そんな約4校に1校の割合で存在する私立高校はどの地域に多いのでしょうか?

 今回は文部科学省の「学校基本調査」をもとに、「私立高校の数が多い都道府県ランキング」をお送りします。なおランキングは、各都道府県内の高校数における私立高校の割合をもとに作成しています。

※通信制独立校は本ランキングにおける集計の対象外になります。

(出典:文部科学省「学校基本調査」

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第2位:大阪府(37.8%)

 第2位は大阪府でした。府内の高校に占める私立高校の割合は37.8%です。大阪府は254校のうち96校が私立高校。単純な数で比較すれば、隣にある京都府(40校)の2倍以上です。

 大阪府には「四天王寺高等学校」や「清風南海高等学校」などの有名私立高校があり、なかでも「大阪星光学院高等学校」は卒業生176名のうち13名が東京大学に現役合格している日本屈指の高偏差値校です(令和4年度)。

 また「近畿大学附属高等学校」はスポーツ分野で優れた実績を持つ学校として知られ、野球部からはプロ野球選手を多数輩出。また水泳部はインターハイ総合優勝経験があるほか、同好会として発足したサッカー部が強豪となるなど、多くのスポーツの分野で強い存在感を示しています。

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第1位:東京都(55.24%)

 第1位は東京都でした。都内の高校に占める私立高校の割合は55.24%。東京都の高校の約2校に1校は私立高校である計算になります。

 東京都には429の高校があり、うち237校が私立高校となっています。また全国にある私立高校のうち約18%が東京都の学校で、日本の私立高校の約5校に1校程度が東京にある計算となります。

 東京都の私立高校には、41年連続で東京大学合格者数ナンバーワンとなった「開成高等学校」をはじめ、私立大学の名門・早稲田大学の附属校である「早稲田大学高等学院」などがあります。ちなみに「早稲田大学高等学院」の2022年3月卒業生のうち、474人が早稲田大学への内部進学を果たしています。内部進学というメリットも私立高校の大きな魅力の1つといえるでしょう。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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