食事中に炭酸を飲むと消化に悪いって本当? 医師が回答

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 「炭酸飲料と消化の関係」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(8月13日放送)で解説された。

ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」

 番組に寄せられた健康の疑問『美容と健康にいいと聞いて、炭酸を飲むことにはまっています。水代わりにどんどん飲んでいますが、職場の同僚に「食事中に炭酸を飲むと消化に悪いのでは?」と言われました。本当でしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。

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日本健診財団監修による解説

 炭酸飲料は、腸管を刺激する作用を持ち、便秘の解消に働くとされています。病的なものではなく自然に腸を刺激するので、消化不良を起こすものではありません。

 食事中に炭酸を飲むと満腹感が得られやすいことは、長年の研究でも明らかにされていますが、消化不良に関する指摘事項は特にありません。

 ただし、炭酸水が人工甘味料を含む場合は、腸の働きや動きが抑制されたり、腸内の細菌の状態が悪化することで消化が悪くなることがあります。

 この場合、糖分や風味によってカロリーが高くなるため、飲むときには注意が必要です。

協力:予防内科医・中村康広
監修:日本健診財団

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番組情報

健康あるあるWONDER4
毎週月曜〜木曜 17:25 ‐ 17:30番組HP
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!

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