本木雅弘氏の怪演に戦慄!道三マムシと化す!「大河ドラマ『麒麟がくる』」第2話、ネット上の反応は?

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 今週の「麒麟がくる」放送直前のおさらい! 前週の内容とネット上での評価をお届けします。

 主君・斎藤道三の教えを胸に、織田信長をはじめとする多くの英傑としのぎを削った智将・明智光秀。光秀は、深い思いやりのある為政者の頭上に麒麟が現れるという逸話を信じ、争いのない世界の実現を目指す。

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「麒麟がくる」第2話(1月26日放送)のあらすじ

 光秀(長谷川博己)に心を開いた望月東庵(堺 正章)と駒(門脇 麦)は、ともに美濃に向かうことになる。しかしその行く手には、美濃の侵略をもくろむ尾張の織田信秀(高橋克典)の大軍が迫っていた。

 多勢に無勢の中、籠城を決め込む斎藤道三(本木雅弘)。光秀と道三の嫡男・高政(伊藤英明)は反対するが、それは敵を欺く道三の作戦だった。(「麒麟がくる」公式サイトより)

「麒麟がくる」(C) NHK
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「麒麟がくる」第2話のネット上での評価

 ネット上での「麒麟がくる」第2話の評価は、「ポジティブ」が82.8%となりました。衝撃的な展開でTwitterでは「伊右衛門」が話題となりました(関連記事)。

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第2話最大の盛り上がりポイントは20時40分ごろの斎藤道三が時岐頼純に“毒茶”を飲ませるシーン

 今回最も盛り上がったのは、20時40分ごろの道三が頼純を毒殺するシーン。土岐頼純(矢野聖人)は信秀と内通しており、美濃国への侵攻を焚きつけていました。しかし道三はそれを嗅ぎつけ、証拠とともに頼純に毒入りのお茶を出します。毒によりもがき苦しむ頼純をよそに、道三は冒頭部分で練習していた唄を披露し、虎視眈々と計画を練り上げていたことが明らかになりました。ネット上では「本木雅弘の斎藤道三があまりにもマムシ過ぎてラスト鳥肌立ったわ」など、本木さんの演技を褒め称えるツイートが散見しています。

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本木雅弘さんの怪演に戦慄が走る!

 第2話では、満を持して斎藤道三が本領発揮。道三役の本木雅弘さんが鋭い眼光で陣頭指揮を執る様相は、インパクト大でした。「本木雅弘って、こんな表情もできるんだって正直ビックリした」「腹の底が読めない感じが良い!」と絶賛されています。

 終盤、裏で糸を引いていた土岐頼純(矢野聖人)と対峙する場面でも、演技が光りました。何の躊躇いもなく娘婿の頼純に毒を盛る様子は、大勢の視聴者が戦慄を覚えた瞬間で、「道三の恐ろしさが引き立つ」と怪演が好評を博しています。また、お茶による毒殺シーンに合わせて、本木さんが「伊右衛門 特茶」のCMに出演していることから、Twitterトレンドに「伊右衛門」が入り、「特茶じゃなくて毒茶」や「こんな恐ろしい伊右衛門があるか!」などの声が見られました。

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大迫力の合戦シーンに釘付け!

 第2話は、1547年に起きた加納口の戦いにフォーカスを当て、日常的に戦いが行われていた当時の様子をリアルに描いています。大河ドラマファンはTwitterで「二頭波紋の幟旗も、勇壮な陣太鼓も、かっこよすぎて震えました」などの感想をツイート。

 合戦に参加した光秀は、見事に侍大将を討ったものの、武士のあり方に疑問を抱きます。どこまでも真っ直ぐな青年・光秀の姿が、視聴者の心を熱くさせました。「武士でも人間だし命は一つだし、大切にしたいものは昔も今も同じだと感じる」など、光秀の胸中をおもんばかるツイートが投稿されています。激しい合戦だけでなく、光秀の人間くさい部分も丁寧に描かれた本作品は、「すごく清々しくて引き込まれる」と感じている大河ドラマファンが多いようです。

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土岐頼純を演じた矢野聖人にも注目!

 第2話のラスト、道三と娘の帰蝶(川口春奈)、帰蝶の最初の夫である頼純が登場。帰蝶が部屋から退出した途端、その場の空気が張りつめます。突如として頼純が敵意むき出しで道三に意見。頼純を演じる矢野聖人さんの感情表現に圧倒された視聴者は「爽やかからの豹変がめちゃよかった。死ぬ演技も注目」などの意見をアップしています。

 演劇界の重鎮・蜷川幸雄さんに才能を見出された矢野聖人さん。短時間ではありますが、大河ドラマに初出演し、しっかり爪跡を残しました。Twitter上には、「思わず『矢野聖人』を検索した」というツイートも。

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まとめ

 斎藤軍と織田軍の激闘が繰り広げられた第2話。道三の戦略家の才覚とともに、「美濃のマムシ」と呼ばれる理由である「冷酷かつ狡猾」な一面が伝わってきました。斎藤家と時岐家の浅からぬ因縁もクローズアップされ、冒頭から終盤までハラハラドキドキする展開でした。

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次回は……

 帰蝶が夫・頼純の急逝に戸惑う一方、道三は勢力の拡大を図る。懐柔しやすい時岐頼芸(尾美としのり)を守護大名の座に就かせるべく画策。第3話はどのように視聴者を楽しませてくれるのでしょうか。

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