大正元年に人気だった「男の子の名前」ランキングTOP10！　1位は「正一」【明治安田生命調べ】

　今年（2022年）からちょうど110年前の1912年に始まった大正時代。第一次世界大戦が始まる2年前にあたり、人々の考え方やトレンドなどにも、現在とは大きな違いがありました。

　そんな大正元年に生まれた男の子には、どのような名前が人気だったのでしょうか。今回は明治安田生命の「名前ランキング 生まれ年別ベスト10」より、大正元年に人気だった男の子の名前ランキングTOP10を紹介します。さっそく、上位の結果から見てみましょう。

（出典：明治安田生命「名前ランキング 生まれ年別ベスト10」）

第3位：正雄

　第3位は「正雄」です。1914年（大正3年）まで3位をキープし、それ以降は順位を落とすものの、1921年（大正10年）まで10位以内にとどまっています。9位には読みが同じで1字違いの「正夫」もランクインしています。

第2位：清

　第2位は「清」。翌年の1913年（大正2年）に5位になったのを除けば、大正時代を通じて1位ないし2位になっていた人気の名前です。その後も1955年（昭和30年）まで、常に10位以内にランクインし続けました。

第1位：正一

　そして第1位は、「正一」でした。 翌年の1913年（大正2年）には7位に後退するこの名前は、1912年の改元の年に生まれた記念として「大正元年（1年）」から付けられたものといわれています。同様に、1913年（大正2年）には「正二」、1914年（大正3年）には「正三」がトップに立ちました。また、正一のほかにも、「正」が入る名前が多数ランクインしています。

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