「食料の物価水準」が高い都道府県ランキング 3位の「東京都」を上回ったのは?【2020年版】

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 日本国内でも、地域によって変わる「物価水準」。その地域差を表したデータが、総務省が算出している「消費者物価地域差指数」です。「小売物価統計調査(構造編)」の調査データを基に、食料や住居、光熱費、教育など10大費目別に指数を作成しており、100より大きければ全国平均より物価が高く、小さければ低いことを表しています。

 今回は、「食料の物価水準」が高い都道府県をランキングで紹介します。

出典:総務省統計局「小売物価統計調査(構造編) 2020年結果」

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第3位:東京都(103.4)

画像は「写真AC」より

 第3位は東京都でした。食料の物価指数は103.4です。「小売物価統計調査(構造編)」での調査が開始された2013年以来、東京都は常に上位にランクインし続けています。2020年の調査では、10費目のうち「光熱・水道」を除く9費目で100を上回ることから、全体的に物価が高いエリアということがうかがえる結果となりました。

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第2位:石川県(103.5)

画像は「写真AC」より

 第2位は、指数103.5の石川県でした。石川県は、2015年・2017年・2018年に食品の物価指数で1位を記録。なお、2017年は東京都と、2018年は福井県と同率1位となっており、東京とほぼ変わらない物価であるようです。また2020年は「食料」のほか「光熱・水道」「教育」「保健医療」など6つの費目でも100を上回り、最も高い指数を示したのは「被服及び履物」の107.2でした。

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第1位:福井県(105.1)

画像は「写真AC」より

 そして第1位は、福井県でした。指数は105.1となっており、2位の石川県を1.6ポイント上回っています。最も指数が低かった2013年(101.8)と比べると、2020年は3.3ポイント伸びています。福井県の食料における物価指数は2018年から3年連続で1位を記録しているほか、2020年の同県における他の9費目の物価指数と比べても、「食料」は際立って高くなっています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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