フマキラーや正露丸の名前の由来、知ってる? ハッシュタグ「アカウント名に込められている意味」が流行

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 10月6日、ハッシュタグ「#アカウント名に込められている意味」がTwitterトレンド入りしました。その名の通り、Twitterアカウント名の由来を明かすハッシュタグです。

 ハッシュタグの中でも、特に話題になっているのは企業アカウントのツイート。企業名の由来であったり、あまり知られていない豆知識などが飛び交っており、タイムラインを賑わせています。

 当記事では、「#アカウント名に込められている意味」が含まれたツイートの中から、注目のツイートをいくつか紹介していきます。

当記事では、Twitter社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてツイートを利用しています。

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「フマキラー」は安心の殺し屋さん?

 最初に紹介するのは、殺虫剤などでおなじみ「フマキラー」の公式Twitterアカウントによるツイート。

 会社名は、「FLY(ハエ)」「MOSQUITO(蚊)」「KILLER(殺し屋)」の3つの英単語から付けられたとのこと。

 「キラー」と名付けられていることから容易に想像はできましたが、改めて文面で見るといかつい……。リプライでは「殺し屋さんと呼んでいいですか?」「逆に安心感がある」といったコメントが寄せられていました。

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時代背景を感じる歴史ある医薬品「正露丸」

 続いて紹介するのは、胃腸薬として有名な正露丸の公式Twitterアカウントによるツイート。

 1902年ごろに発売された当時の正露丸「忠勇征露丸」の名前の由来について触れており、「1902年は日英同盟締結の年であり、ロシアとの緊張関係が高まりつつある状況でした。この頃のパッケージには地球儀と『誠』の文字、軍隊で食事時に鳴らすラッパが描かれており、当時の時代背景がうかがえます」と解説されていました。

 正露丸のWebサイトを見てみると「製品ヒストリー」というページで、製品名の変更についても触れられています。1904年には日露戦争の最中に日本軍で「征露丸」として製造し、陸海軍に配布されていたのですが、1949年には「国際関係上、ロシアを征するという意味の名称はよくないということで、『征』を『正』に改めた」とのことで、中島正露丸に名称変更したとのことでした。歴史を感じますね。

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小説の主人公が店名になった 「ドン・キホーテ」

 最後に紹介するのは、ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」公式Twitterアカウントによるツイート。

 店名でもあるドン・キホーテの名前の由来についてツイートしており、「スペインの文豪セルバンテスの名作にちなんで名付けたものです」とのこと。

 この名作というのは、1605年ごろに出版された『ドン・キホーテ』という小説。「行動的理想主義者であり、既成の常識や権威に屈しないドン・キホーテのように、新しい流通業態を創造したいという願いを込めています」とのことで、主人公であるドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの生きざまに対するリスペクトを感じますね。

 次ページでは、ハッシュタグ「#アカウント名に込められている意味」が含まれたツイートのRTランキング(10月6日12時時点)を紹介していきます。

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