「梅」の収量が多い都道府県ランキング! 第1位は和歌山県!【10アール当たり/2021年データ】

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 梅干しや梅酒、和菓子の材料などとして日本人に親しまれている「梅」。今回は農林水産省が公表している「作況調査(果樹)」より、梅の栽培がさかんな都道府県ランキングを発表します。

 ランキングは公表資料「令和3年産もも、すももの結果樹面積、収穫量及び出荷量」より、「3 令和3年産うめの結果樹面積、10a(アール、1000平方メートル)当たり収量、収穫量及び出荷量」のデータを比較したものです。2021年産の速報値のため、統計の取れている21県を対象としています。

 それでは上位の3県から見ていきましょう。

(出典:作況調査(果樹):農林水産省

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第3位:群馬県

 第3位は群馬県。2021年の梅の10アール当たり収穫量は645キロとなっています。群馬県は、梅の生産量では全国2位。特に高崎市の榛名・箕郷地区が産地として有名で、 約750ヘクタールの敷地におよそ20万本もの梅の木が植えられており、東日本随一の規模を誇っています。主に「白加賀(しらかが)」と呼ばれる品種が栽培されており、地域ブランド化の動きも活発です。

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第2位:三重県

 第2位は三重県です。梅の10アール当たり収穫量は688キロ。三重県の梅栽培は、熊野市・御浜町・紀宝町を中心とする紀南地域で盛んです。もともとはミカンなど柑橘類が主体でしたが、果樹農業の振興や地域の活性化の一環として梅づくりが推進されています。

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第1位:和歌山県

 第1位は和歌山県でした。梅の10アール当たりの収穫量は1380キロにものぼり、2020年の梅の収穫量は全国で約7万1100トンであったのに対し、和歌山県では約58%にものぼる4万1330トンを収穫しています。和歌山の地域ブランドとして有名なのは、なんといっても「南高梅」。和歌山県立南部高校にちなんで名づけられた品種で、高品質かつ収穫量が多いのが特徴です。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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