底びき網漁の漁獲量が多い都道府県ランキング! 北海道に次ぐ第2位は?【2020年データ】

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 海底に沈めた網を船でひき、魚をとる「底びき網漁」。バラエティ豊かな魚が獲れる漁法であり、日本国内各地で行われています。今回はそんな底びき網漁における漁獲量が多い都道府県ランキングをお送りします。

 データは農林水産省「海面漁業生産統計調査」の公表資料「令和2年漁業・養殖業生産統計」の中から、「1(4)県別漁業種類別漁獲量」の「底びき網」内4項目を合算した値となります。

(出典:農林水産省「令和2年漁業・養殖業生産統計」

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第3位:兵庫県(1万5100トン)

 第3位は兵庫県でした。底びき網漁の漁獲量は1万5100トンです。

 兵庫県は瀬戸内海と日本海に面した県であり、漁業が盛んに営まれています。日本海では沖合底びき網漁業などが行われ、カレイ・ホタルイカ・甘エビなどが捕られており、瀬戸内海では底びき網漁業などが行われ、ハモ・カレイ・サワラなどが水揚げされています。

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第2位:宮城県(2万1000トン)

 第2位は宮城県でした。底びき網漁の漁獲量は2万1000トンです。

 宮城県は世界三大漁場の1つに数えられる三陸・金華山沖を有するエリア。全国トップレベルの生産量を誇る地域で、サメ類やヒラメ、サンマなどの水産物が捕られています。そんな宮城県では、底びき網漁も盛んです。

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第1位:北海道(55万300トン)

 第1位は北海道でした。底びき網漁の漁獲量は55万300トンです。

 圧倒的な底びき網漁の漁獲量を誇る北海道。その内訳は「沖合」が19万4300トン、「小型」が35万6000トンとなっています。1950年には北海道の底びき網漁業の連合組織「北海道機船漁業協同組合連合会(通称、きせんれん)」が設立され、小樽・枝幸・網走・紋別・広尾・日高・室蘭の各基地に160トンクラスの中型船51隻が所属しています。

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