この10年で「有休消化率」が上がった業界ランキングTOP10! 1位は「証券会社、投資ファンド、投資関連」【2012~2021年】

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 働き方改革やコロナ禍によるテレワークの普及など、世の中全体の働き方が大きく変わりつつある日本。有休消化率についても顕著な変化は見られているのでしょうか?

 今回はオープンワーク株式会社の調査レポート「OpenWork 残業と有休 10年の変化」をもとに、2012年~2021年の10年間で、最も有休消化率が上がった業界ランキングを発表します!

※各順位()内の数値は10年間の有休消化率の変化です。

(出典:オープンワーク株式会社「OpenWork 残業と有休 10年の変化」

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第3位:不動産関連、住宅(+28.4ポイント)

画像は「写真AC」より引用

 第3位は「不動産関連、住宅」業界。この10年で有休消化率はプラス28.4ポイントとなりました。

 2012年時点での「不動産関連、住宅」業界の有休消化率は24.0%。2012年時点では、有休消化率トップの「通信、ISP、データセンター」業界と45.0ポイントの差がありましたが、2021年時点では20.9ポイント差まで縮んでいます。

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第2位:建築、土木、設備工事(+29.5ポイント)

画像は「写真AC」より引用

 第2位は「建築、土木、設備工事」業界。この10年で有休消化率はプラス29.5ポイントとなりました。

 2012年の20.2ポイントから49.7ポイントへと、大きく数値を伸ばした「建築、土木、設備工事」業界。一方で、2021年時点では、その数値は全業界中最低でもあります。業界全体の平均が約60%となっていることから、継続的な有休消化率の改善は、今後も同業界の課題となっていくでしょう。

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第1位:証券会社、投資ファンド、投資関連(+29.7ポイント)

画像は「写真AC」より引用

 第1位は「証券会社、投資ファンド、投資関連」業界。この10年で有休消化率はプラス29.7ポイントとなりました。

 同業界の2012年における有休消化率は33.3ポイントですが、2021年には63.0ポイントまでアップ。とりわけ2017年~2018年にかけて約9ポイントの大きな伸びを示しています。また、2021年時点における同業界の有休消化率は全業界の中でも比較的高い水準です。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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