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 JAF(日本自動車連盟)が公表する「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2020年調査結果)」から、横断歩道での一時停止率が低い都道府県をランキング形式で紹介します。この調査は、各都道府県で信号機が設置されていない横断歩道を2カ所ずつ選び、歩行者が渡ろうとしている時に、通過車両が一時停止するかを調べています。

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第5位:徳島県(11.8%)

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第5位:大阪府(11.8%)

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第4位:富山県(10.7%)

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第3位:岡山県(7.1%)

画像は「写真AC」より

 第3位は「岡山県」でした。一時停止率は7.1%。

 JAFが2016年に全国の自動車ユーザー6万4677人に対して実施した「『交通マナー』に関するアンケート調査」で、岡山県は「方向指示器(ウインカー)を出さずに車線変更や右左折する車が多い」の項目においても、「とても思う」の割合が最も多い53.2%となっています。

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第2位:東京都(6.6%)

画像は「写真AC」より

 第2位は「東京都」でした。一時停止率は6.6%。

 東京都は2020年の交通事故の死者数が155人となり、53年ぶりの全国ワースト1位を記録しました。特に事故で亡くなった人のうち「歩行中」が67人と大幅に増加しています。警視庁は、COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大で交通量が減り、車などがスピードを出し過ぎる傾向にあることがこうした事故の増加につながったとみています。

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第1位:宮城県(5.7%)

画像は「写真AC」より引用

 第1位は「宮城県」でした。一時停止率は5.7%。

 2018年、JAFの宮城支部は一時停止率の低さへの問題意識から、宮城県警察本部と連携して石巻市内において街頭啓発キャンペーンを実施。通行車両と歩行者などに「横断歩道の正しい通行方法」をビラで周知するなどの活動を行いました。なお2018年に行われた調査では3.4%であったことから、今回の結果では改善傾向が見られます。

画像は「写真AC」より引用

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