食べるのが早いって、どれくらい体に悪いの? 医師が回答

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 番組リスナーからの健康に関する質問メールを紹介した。

 「昔から、食べるのがめちゃめちゃ早いです。せっかちな性格で、落ち着いてゆっくり食べることができません。とにかくお腹が減っているので、早く食べたいんです。そのほうが美味しいんです。周りからは「よくない」と言われるんですが、具体的にどうなにがよくないのかが分かりません。教えてください」(横浜市旭区、ラジオネーム:あっきー、会社員 37才)

 これに対し医師の回答はこちら。

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糖尿病のリスクが高くなります

 早食いをすると、満腹中枢が血糖値の上昇を感知する前に多くの食べ物が体内に入ってしまいますので、糖尿病のリスクが高くなります。また、過剰な食物を摂取することでメタボリックシンドローム発症リスクも高まります。食事の時間は15分以上取り、一口につき30回以上噛むことが理想とされています。

 噛むことを「咀嚼」と言いますが、咀嚼にはダイエット・認知症予防・視力低下予防・虫歯予防・ガン予防といった良い効果が期待できます。「早食いは健康に悪い!よく噛んでゆっくり食べることが健康に良いことだ!」と言っても、実際に一口ごとに30回数えるのは大変です。まずは、一口の量を少なくしてみたり、料理をするときは適度に大きく厚めに切ることを意識したり、歯ごたえのある食材を選ぶと自然と噛む回数が増えると思いますので、試してみてはいかがでしょうか。

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番組情報

草野満代 夕暮れWONDER4
毎週月曜〜木曜 16:00 – 18:00番組HP
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」

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