「郷土料理がおいしい」と思う都道府県ランキングTOP45！　第1位は「宮崎県」！　【2021年最新投票結果】

　全国各地で食べられる郷土料理。その土地ならではのおいしい料理を楽しむのは旅行の醍醐味でもあります。そこで、ねとらぼ調査隊では2021年8月13日から8月19日まで「郷土料理がおいしいと思う都道府県はどこ？」というアンケートを実施しました。

　今回の投票では1060票が集まりました。ありがとうございます！　さっそく、ランキング結果を見ていきましょう。

第10位：長野県

　長野県では多くの郷土料理が存在していて、中でも有名なのが木曽地方などに伝わる「五平餅」です。うるち米を使ったお餅で、タレには各地で作られるオリジナルのくるみミソダレをつけて食べます。その他にも「おやき」や「二度芋の味噌田楽」も親しまれています。

第9位：岐阜県

　岐阜県で食べられる郷土料理と言えば「朴葉ずし」「朴葉味噌」などが有名ですよね。殺菌効果のある朴の木の葉で、酢飯を包んで傷まないように工夫された初夏によく食べられる料理です。酢じめにした塩さばや塩ますなどを具として載せ、さっぱりと食べることができます。長野と同様に五平餅も有名ですね。

第7位：北海道

　色々なおいしいものが食べられる北海道では、郷土料理も多く楽しめます。「鮭のチャンチャン焼き」「いももち」「石狩鍋」「いかめし」など有名な郷土料理がありますが、今回ピックアップして紹介するのは「てっぽう汁」です。道東地域でよく食べられていて、カニを贅沢に使用したみそ汁です。古くは根室地方の漁師料理として親しまれ、カニの足を箸でつつく姿が鉄砲に弾を込める仕草に似ていて名付けられました。

第7位：鹿児島県

　鹿児島県では名産品のさつまいもを使用した「がね」が人気です。さつまいもをメインとして、人参やニラを一緒にじっくりと油であげます。さつまいもに合わせる野菜や衣の味付けは各地方によって異なります。他にも米とさつまいもを使った乳酸菌発酵飲料「みき」、奄美地域の正月料理「三献」、特産品を使った「ぶり大根」などもおいしいですよね。

第6位：新潟県

　新潟県では日本のちまきの中でもっとも歴史があると言われる「三角ちまき」が郷土料理として人気です。もち米を笹の葉でじっくりと煮込む料理で至ってシンプルですが、素朴な味わいが観光客などに人気です。「笹団子」や「笹寿司」など笹の葉を使ったものも多く、このほかにも「いごねり」「へぎそば」「しょうゆおこわ」「ふぐの子の粕漬け」などもあります。

第5位：秋田県

　秋田県と言えば「きりたんぽ」が有名ですよね。うるち米をすり潰して、木の棒に巻きつけるきりたんぽは保存食として秋田で親しまれています。地鶏や旬の野菜と煮込む鍋も人気です。さらに、野菜を燻って作る「いぶりがっこ」もお土産などでよく買われています。

第4位：山形県

　山形県では牛肉と里芋で作る「芋煮」が人気です。醤油で味付けをしておかずとしても食べられます。夏から秋にかけて、バーベキューをしながら芋煮を食べるのが山形県民の定番となっています。またこんにゃくを串刺しにして醤油ベースのタレで煮込む「玉こんにゃく」も人気の郷土料理です。

第3位：福岡県

　おいしいものが多く集まる福岡県で人気の郷土料理は「かしわめし」です。九州では鶏肉のことをかしわと呼び、地鶏であるはかた地どりを使用して炊き込んで作ります。各家庭で作られ、運動会やお祝い事などでよく食べられるそうです。また、小麦粉を使って作る「ふなやき」というお菓子や「水炊き」「がめ煮」などの郷土料理もおいしいですよね。

第2位：愛知県

　愛知県では全国的に有名な「きしめん」が郷土料理として親しまれています。平たく伸ばした麺が汁を吸収しやすく、味がしみておいしく食べられます。また、さつまいもと小麦粉で作った「鬼まんじゅう」も甘くておいしく子供を中心に人気があります。

第1位：宮崎県

　宮崎県で夏に主に食べられる郷土料理が「冷汁」です。アジなどの魚のすり身に味噌やゴマを合わせ、焼いた味噌をダシ汁でといて混ぜ合わせます。きゅうりや豆腐、大葉を加えご飯にかけて食べます。また、外せないのが全国的にも有名な「チキン南蛮」。宮崎県ではさまざまなおいしい郷土料理を楽しむことができます。

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