「地元民しか読めない!」と思う福島県の市町村名は?【人気投票実施中】
日本各地には、予想も付かないような読み方をする地名があります。旅先で見知らぬ地名と出会い、「何と読むのかな?」と読み方を調べたことがある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回、ねとらぼでは「『地元民しか読めない!』と思う福島県の市町村名は?」というテーマでアンケートを実施します。県内にある市町村のうち、あなたが「これは地元民しか読めない」と思う名前はどれですか? まずは、編集部がピックアップした3つの自治体名を紹介します。
桑折町

県北部にある「桑折町」(こおりまち)は、東側の阿武隈川沿いに農地が広がり、西側には標高863メートルの半田山がある自然豊かなエリアです。街の名産品は桃で、皇室への献上品に選ばれている「あかつき」や、「だて白桃」といった品種が栽培されています。
また、仙台伊達氏発祥の地ともいわれ、江戸時代には奥州街道と羽州街道の分岐点にある宿場町として栄えました。「桑折」という地名は奈良・平安の頃にすでにあったそうですが、地元民でない人には読めそうにないですよね。
会津坂下町

「会津坂下町」(あいづばんげまち)は、県西部の会津地方にある町です。米づくりがさかんで、コシヒカリやひとめぼれといったブランド米を出荷しています。
稲作関連の行事で注目なのが、毎年1月に行われ、およそ400年の歴史があるという「大俵引き」。重さ約5トンの巨大な俵を東西に分かれて引き合い、勝敗によってその年の米の価格や収穫量を占うというもので、2025年には約110人が参加しました。難しい漢字が使われている地名ではないものの、「ばんげ」と読めるのは地元民だけかもしれません。
葛尾村

「葛尾村」(かつらおむら)は、県東部の阿武隈高地に位置する村です。村内の標高は平均545メートルで、涼しい気候や昼夜の寒暖差を生かし、米やソバといった農作物が栽培されています。
「葛尾」という地名は、さかのぼること戦国時代、信州にあった葛尾城から落ち延びた松本家が定住し、名前がなかったこの土地に故郷の城の名をつけたことが由来となっているそうです。
「地元民しか読めない!」と思う福島県の市町村名は?
福島県にある市町村のうち、あなたが「これは地元民じゃないと読めない」と思うのはどこですか? 投票していただく際はぜひ、地名にまつわるエピソードなども合わせてコメントしてください。たくさんの投票をお待ちしています!
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参考
- 献上桃の郷こおり(桑折町)
- 歴史の小径(桑折町観光情報)
- 町の概要(桑折町)
- 会津坂下米って、美味しいんです!(会津坂下町)
- 福島 会津坂下町で「大俵引き」コメの出来や価格を占う(NHK)
- かつらお村の特産品(葛尾村)
- 葛尾村(相双就農ポータルサイト)
- ようこそかつらお(こんにちはかつらお)
- 地域からの復興情報(復興庁)