肥満に要注意な都道府県ランキングTOP46 第1位は高知県

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 厚生労働省は2018年に国民健康・栄養調査報告を発表しています。栄養の摂取状況や生活習慣病リスクなどについて調査し、具体的な数値とともにその結果を公表しました。近年注目度が高まる、体重と身長から算出する肥満度を表した体格指数「BMI(Body Mass Index)」についても調査しています。

 その公表を踏まえ「肥満に要注意な都道府県(平均BMIが高い)」ランキングの男性編を見ていきましょう。なお、災害の影響で熊本県は除外され、46都道府県の結果がまとめられています。

(出典:平成28年国民健康・栄養調査報告

画像は「写真AC」より引用
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第2位(同率):宮崎県(24.8)

 第2位は「宮崎県」でした。BMIの平均値は24.8です。

 宮崎県では、全世代の県民が健やかで心豊かな生活を送るため、「健康みやざき行動計画21」という取り組みが進められています。その中では、若い頃から「バランスのとれた食事」「適度な運動」「定期的な健康診断の受診」が重要とされ、健康づくりをサポートするウォーキングアプリも開発。楽しく肥満や生活習慣病対策ができる工夫がされています。

画像は「宮崎観光情報旬ナビ」より引用
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第2位(同率):福島県(24.8)

 宮崎県と同率で、第2位は「福島県」でした。BMIの平均値は24.8で、東日本で唯一の上位3都道府県入りです。

 福島県では東日本大震災の原発事故直後、子どもの外遊びが制限された影響を受け、子どもの肥満対策にも力を入れています。福島県の教育委員会ホームページでは、1日の生活記録や食事調査シートなど、子ども向けの肥満対応資料も用意されています。

 なお、食塩摂取量の平均値は男女ともに2番目に高いという結果も出ています。

画像は「会津若松観光ビューロー」より引用
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第1位:高知県(25.1)

 第1位は高知県でした。BMI平均値は25.1と、対象の都道府県内で唯一25を超えています。

 WHO(世界保健機関)の基準では25以上30未満を「前肥満」と定めており、これに該当するのは高知県のみ。今回のランキングで46位だった新潟県の平均値23.1との差は2です。高知県と同じ四国地方の他県は24前後となっています。

画像は「よさこいネット」より引用

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