【THE世界大学ランキング】「日本の国公立大学」ランキングTOP28! 第1位は「東京大学」【2023年最新調査結果】

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 イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』では、独自の基準に基づく「THE世界大学ランキング」を毎年発表しています。同ランキングは、「教育」「研究環境」「研究の質」「産業への貢献」「国際性」の5つの分野の観点から各大学のスコアを算出したもの。世界1位には、8年連続でイギリスのオックスフォード大学が輝きました。

 そこで本記事では、ランクインした日本の大学から「国公立大学」を抜き出し、「日本の国公立大学」ランキングとして紹介します。上位にランクインしたのは、どの大学だったのでしょうか。さっそく、ランキングを見ていきましょう!

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(出典元:Times Higher Education(THE)「World University Rankings 2024」

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【THE世界大学ランキング】「日本の国公立大学」ランキング

画像:PIXTA
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第5位:東京工業大学(世界191位)

画像:東京工業大学

 第5位は「東京工業大学」でした。東京都目黒区に本部を置く東京工業大学は、1881年創立の「東京職工学校」を前身とする国立大学。理工学分野の研究者・教育者、産業界における技術者・経営者として指導的役割を果たせる人材の育成を使命としています。

 各分野のスコアは、評価の高い順に「産業への貢献(100.0)」「研究環境(63.3)」「国際性(60.1)」「教育(59.5)」「研究の質(49.4)」となっており、総合点は59.2でした。今回は世界191位にランクインし、前回の301~350位から大きく順位を上げました。

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第4位:大阪大学(世界175位)

画像:大阪大学

 第4位は「大阪大学」でした。大阪府吹田市に本部を置く国立大学。1838年に緒方洪庵によって設立された「適塾」を起源とし、1931年に6番目の帝国大学「大阪帝国大学」として創設されました。「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、次代の社会を支える有能な人材の輩出を目標としています。

 各分野のスコアは、評価の高い順に「産業への貢献(100.0)」「研究環境(65.7)」「教育(62.5)」「国際性(51.0)」「研究の質(50.5)」となっており、総合点は60.4でした。今回は世界175位にランクインし、前回の251~300位から大きく順位を上げています。また、国内順位では、前回と同じく4位にランクインしました。

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第3位:東北大学(世界130位)

画像:東北大学

 第3位は「東北大学」でした。宮城県仙台市青葉区に本部を置く東北大学は、1907年に「東北帝国大学」として創立された国立大学。「研究第一主義」「門戸開放」の理念、「実学尊重」の精神のもと、世界最高水準の研究・教育を目指しています。

 各分野のスコアは、評価の高い順に「産業への貢献(99.9)」「教育(67.8)」「研究環境(66.4)」「国際性(58.5)」「研究の質(53.8)」となっており、総合点は63.8でした。今回は世界130位にランクインし、前回の201~250位から大きく順位を上げました。国内順位では、前回と同じく3位にランクインしています。

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第2位:京都大学(世界55位)

画像:京都大学

 第2位は「京都大学」でした。京都府京都市左京区に本部を置く京都大学は、1897年に、2番目の帝国大学「京都帝国大学」として創立された国立大学。創立以来「自由の学風」を継承しつつ、多元的な課題の解決や、地球社会の共存に向けた貢献などを、大学の目標としています。

 各分野のスコアは、評価の高い順に「産業への貢献(100.0)」「教育(85.4)」「研究環境(84.3)」「研究の質(60.0)」「国際性(45.7)」となっており、総合点は75.0でした。今回は世界55位にランクインし、前回の68位から順位を上げています。また国内順位は、前回と同じく2位と、安定して高く評価されています。

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第1位:東京大学(世界29位)

画像:東京大学キャンパスツアー

 第1位は「東京大学」でした。東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に創設された国立大学。広い視野や高度な専門的知識などを兼ね備え、国際性や開拓者的精神を持つ、各分野の指導的存在の養成を大学の目的としています。

 各分野のスコアは、評価の高い順に「産業への貢献(100.0)」「研究環境(94.2)」「教育(93.9)」「研究の質(67.8)」「国際性(49.7)」となっており、総合点は83.1でした。今回は世界29位にランクインし、前回の39位から順位を上げました。また国内順位は、前回に続き1位を守っています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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