「平均年収が高い都道府県」ランキングTOP30! 第1位は「東京都」【2023年最新調査結果】

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 パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、「平均年収ランキング2023」を発表しました。調査は、2022年9月~2023年8月にかけて、転職サイト「doda」のサービスに登録した正社員として働く20~65歳のビジネスパーソン約63万人のデータを元に、平均年収をまとめたものです。なお、平均年収は手取りではなく支給額となっています。

 本記事ではその中から「都道府県別の平均年収ランキング」を紹介します。平均年収が高いのはどの都道府県だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

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調査概要

調査期間2022年9月~2023年8月末
調査対象調査期間内にdodaサービスに登録した20~65歳の正社員
有効回答数約63万件

(出典元:doda「日本のビジネスパーソンの平均年収は?平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」

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「平均年収が高い都道府県」ランキング

画像:写真AC
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第5位:茨城県(412万円)

画像:PIXTA

 第5位は「茨城県」でした。平均年収は412万円で、前回から12万円アップしています。

 関東地方の北東部に位置する茨城県は、かつては水戸藩が置かれ、水陸交通の要衝として発展。日立市を中心に産業でも日本をけん引してきました。青銅製の立像として世界最大を誇る「牛久大仏」や、全国有数の大型水族館「アクアワールド茨城県大洗水族館」など、観光名所も点在。電車・飛行機・バス・高速道路なども整備されていて交通アクセスも良好です。豊かな自然に恵まれ、首都圏との距離感も近いため、ベッドタウンとしても人気を集めています。

 同県は、2023年10月1日に最低賃金時間額を911円から953円に42円アップ。最低賃金が示されるようになった2002年度以降、最大の引き上げ額となりました。

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第4位:埼玉県(415万円)

画像:写真AC

 第4位は「埼玉県」でした。平均年収は415万円で、前回から14万円アップしています。

 関東地方に位置する埼玉県は豊かな自然に恵まれながら、交通網が整備されているため首都圏へのアクセスも良好。雄大な自然が感じられる「羊山公園」や「長瀞岩畳」をはじめ、「西武園ゆうえんち」や「東武動物公園」などのレジャー施設も充実。「本棚劇場」で知られる「角川武蔵野ミュージアム」などのスポットもあるため、豊かなライフスタイルが楽しめそうなエリアとなっています。

 同県は、2023年10月1日に最低賃金時間額を987円から1028円に41円アップ。労働団体の連合は最低賃金について、2035年までに時給1600円~1900円程度にまで段階的に引き上げる目標を発表。今後の動きにも注目が集まっています。

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第3位:千葉県(422万円)

画像:写真AC

 第3位は「千葉県」でした。平均年収は422万円で、前回から12万円アップしています。

 東京都の東に位置する千葉県。国内最大級の貿易港「成田国際空港」や全国有数の水揚げ量を誇る「銚子漁港」をはじめ、「幕張メッセ」や「東京ディズニーリゾート」などの施設があることでも知られています。東京都心部の業務管理機能の集中を解決するための「業務核都市」に指定され、整備が進められるなど、重要なポジションを担っています。

 同県は、2023年10月1日に最低賃金時間額を984円から1026円に42円アップ。性別での平均年収は、男性が478万円、女性が356万円となっていました。

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第2位:神奈川県(435万円)

画像:写真AC

 第2位は「神奈川県」でした。平均年収は435万円で、前回から12万円アップしています。

 東京都の南に位置する神奈川県。横浜駅を中心に交通網が整備されているため、都心部をはじめ県外へのアクセスも良好です。「横浜中華街」「八景島シーパラダイス」「鎌倉大仏殿高徳院」など観光スポットも点在。都市部でありながら、「山下公園」「小田原城址公園」など自然を身近に感じられる公園が整備されているところも魅力です。

 同県は、2023年10月1日に最低賃金時間額を1071円から1112円に41円アップ。引き上げ率は令和に入った2019年以降、同県で最大となる3.8%となっています。

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第1位:東京都(455万円)

画像:写真AC

 第1位は「東京都」でした。平均年収は455万円で、前回から15万円アップしています。

 日本の政治や経済の中枢を担っている東京都。23区を中心に交通機関も発展していて、東京都庁や国会議事堂などの要所をはじめ、大型商業施設やオフィスビル、文化施設や観光施設などあらゆるものが集中する大都市です。「東京タワー」をはじめ、伝統文化を伝える「両国国技館」「歌舞伎座」、日本最古の遊園地とされている「浅草花やしき」やパワースポットとしても知られる「明治神宮」など、多種多様な観光名所がそろっています。

 今回のランキングでは、東京都を中心に首都圏を形成する関東エリアの都道府県が上位を占める結果となりました。東京都は同ランキングで7年連続となる1位を獲得。性別での平均年収も、男性が514万円、女性が400万円といずれもトップを獲得しています。47都道府県中43都道府県で平均年収が増加していて、そのうち上昇幅が最も大きかったのは秋田県の18万円でした。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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