「国家のブランド」ランキングTOP20! 第1位は「日本」【2023年最新調査結果】

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 世界最大規模の世論調査会社イプソスは、2023年版「アンホルト-イプソス 国家ブランド指数(NBI)」を発表しました。

 同調査は、2008年から毎年イプソスと、国家イメージ分野における世界的権威サイモン・アンホルト氏が共同で実施している、国家ブランド力を評価するグローバル調査。60カ国を対象に、「輸出」「ガバナンス」「文化」「人材」「観光」「移住と投資」の6つのカテゴリに関する認識を調査することで、国家のブランド力を測定しています。調査は、2023年6月27日~8月3日にかけて、20カ国の18歳以上の成人約6万人を対象に、オンライン調査にて実施されています。

 60カ国のうち、国家ブランド力が最も高く評価されたのはどの国だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

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調査概要

調査期間2023年6月27日~8月3日
調査対象20カ国の18歳以上の成人
有効回答数約6万人

(出典元:イプソス「世界60カ国中日本が国家ブランドランキング1位に初選出」

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「国家のブランド」ランキング

画像:写真AC
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第2位:ドイツ

画像:pixabay

 第2位は「ドイツ」でした。総合スコアは69.43で、昨年より0.37ポイントダウン。同ランキングでは6年の間1位を守ってきましたが、1つ順位を落としています。

 ヨーロッパ中央部に位置するドイツ。第2次世界大戦後は東ドイツと西ドイツに分かれていましたが、東西を隔てていたベルリンの壁が壊され、1990年に統一国家となりました。フォルクスワーゲンやBMW、アウディなど世界的に有名なブランドを有する自動車産業が発展。経済大国としても知られていて、フランスと共にEU主要国として高い影響力を持っています。

 同国は「輸出」「移住と投資」「ガバナンス」「文化」の各指標でトップ5を獲得するなど、変わらず高い評価を受けています。特にスポーツの卓越性、製品の魅力、世界の貧困削減への貢献が高く評価されています。今回は2位となりましたが、評価が落ちたわけではなく、日本の成長によるものだと判断されているようです。

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第1位:日本

画像:PIXTA

 第1位は「日本」でした。総合スコアは69.85で、昨年より0.32ポイントアップ。昨年の同ランキング2位からの1位獲得となりました。

 日本は「輸出」「ガバナンス」「文化」「人材」「観光」「移住と投資」の6つの指標全てでトップ10入りを達成。特に「輸出」の指標に対する評価が高く、「科学技術への貢献」「クリエイティブな場所であること」「製品の魅力」という3つの属性全てにおいて1位を獲得。そのほか「雇用可能性」「活気ある都市」といった項目が高評価を得ています。日本は2019年から5位・4位・3位・2位と着実に順位を上げ、アジア太平洋地域から初めて60カ国中のトップに立っています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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