【全国学力テスト】「中学生の数学」平均正答率が高い都道府県ランキング! 第1位は「石川県」【2022年調査】

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 文部科学省が実施している「全国学力テスト」こと「全国学力・学習状況調査」では、全国の小学6年生と中学3年生を対象に学力や学習状況の調査を行っています。2022年は、国語と算数・数学、理科でテストが実施されました。

 そこで今回は、文科省管轄の国立教育政策研究所が公表している「令和4年度(2022年度)全国学力・学習状況調査」の資料から、「中学生の数学」の平均正答率が高い都道府県ランキングを紹介します。なお、各都道府県の平均正答率は公立中学校のみを対象としたデータで、小数点以下を四捨五入した数値です。それでは、ランキングを見ていきましょう。

出典: 国立教育政策研究所「令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料 【都道府県別】」

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【全国学力テスト】「中学生の数学」の正答率が高い都道府県ランキング

画像:写真AC
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第2位:福井県(56%)

画像:写真AC

 第2位は「福井県」。平均正答率は56%でした。なお、公立中学校における数学の全国平均正答率は51.4%で、福井県は5ポイントほど上回る結果となっています。

 福井県では、独自の学力調査を実施するほか、子どもたちの主体性や知的好奇心、ふるさとを思う心を育む教育を推進中。今回の中学生を対象とした全国学力テストでは、国語は3位、理科は2位と、いずれの科目でもTOP3入りを果たしており、県を挙げて教育に取り組んでいる成果がうかがえます。

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第1位:石川県(58%)

画像:写真AC

 第1位は「石川県」でした。数学の平均正答率は58%です。石川県では小学生・中学生ともにすべての科目で全国の平均正答率を上回っており、特に中学生の3教科ではすべての科目で1位に輝きました。

 石川県教育委員会では、「生徒のがんばりや、県独自の基礎学力調査の結果に基づいて教員が授業改善に取り組んできたこと」などが結果につながったのではとしています。教育委員会が公表しているテスト結果の概要によると、数学のテストでは確率や連立方程式の問題で高い正答率を記録。しかし「全国平均を上回るものの不十分」と振り返っており、「筋道を立てて事柄が成り立つ理由を説明すること」などを課題としてあげています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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